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博多うまいもん旅。

先々週、博多にもつ鍋を食べに行った。
というか、主たる目的は別にあったのだけど、
もう「もつ鍋を食べに行ったことにしよう」と
思うくらい満足したので、そう言っておく。
美味しかった3つを振り返り。

まず1日目の夜は「炭火焼きとりくぼ」さん。
道を一本入ったところにちょこっとあるお店。
店先にぶら下がった赤ちょうちんが
「ココたい!」と手招きしている。
(ような気がする)

落ち着いた店内。
席に着いて「うん正解。」と勝手に頷く。
とりあえずビールと馬刺し。

どんだけうまいん!?タレもまた最高。

「鶏皮!」と食い急ぎ過ぎて鶏皮撮るの忘れた。

丸腸が好き。
豚足もね!

肝もうまかったなぁ。
素材そのものが良質で、焼き加減最高。
あんなのもこんなのも食べてお酒もすすむ。

どれにしよっかなー?

やっぱこれっしょ。

そうでありたい。

どれもほんとに美味しかった。
家の近くにあって欲しい、そんなお店。
「炭火焼きとりくぼさん」オススメです。

さぁ、2日目の夜はもつ鍋。
花丸恵さんの「福岡で食い倒れたい」という記事のコメントにあったオススメの「もつ幸」さんへ。

結局のところ赤ちょうちんが好き。

とりあえずのちょこっと餃子がめちゃくちゃうまいんよぅ。
もう一皿食べたいけど、もつ鍋が待ってるから我慢しなきゃダメなんよぅ。
と、あまりの美味さと葛藤にノブみたいになる。

この餃子サイコー。

で、もつ鍋。
なんつーか、「ごちゃごちゃ余計なもんはいらんとばい!」って感じ。
「モツ!ニラ!キャベツ!」「ハイッ、リピート!アフターミー!」
「モツ!ニラ!キャベツ!」「よかよかー!」

餃子の皮を乗せるのはここが発祥とか。

これを酢醤油につけて食べるのが「もつ幸流」しあわせな食べ方。

しあわせはもうそこまで来ている。

もうなんぼでも食べられます。
「体にいい!」って胃袋が言ってます。
しまった!酢醤油買って帰るん忘れた。

お酒はこれ。

福岡が誇る新定番酒
糸島産山田錦純米酒「田中六十五」

一升瓶から徳利に注いだお酒が、
さらにお猪口に流れ出る。
ししおどしの「コーン」という音が
頭の中で聴こえた。

シメはすりごまぶっ込んだ麺だよ。

これも同じく「余計なもんはいらんと」

気になったのは店内の音楽。
鍋がグツグツし始めたころから「六本木心中」が流れ、ハフハフしながらもつ鍋堪能しているときにそれは「ロマンティックが止まらない」にかわり、締めの麺で「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」に。偶然か否か。その一連の曲リレーに「乗せるやん?」とニヤニヤしてしまった。
「Love&Peace!」を連呼しながら、右から読んでも左から読んでも「もつ幸で幸ツモ」った満足感で店を出るとき、コレに気づいた。

さまざまな有名人も来店。
お…尾崎やん!

尾崎豊も2回食べに来たそう。わざわざ店員さんがアルバムを見せてくれた。
「尾崎くん、君が君であるためにここのもつ鍋を食べたように、あたいもあたいであるためにもつ鍋を腹一杯食ったわ。でもこれはあたいの性分ね」と、かつてファンだった私は心の中で語りかけたが、写真の中の尾崎は「はぁ?」って顔をしているだけだった。

最終日に長浜ラーメンを食べた。

「元祖」に弱い。

結構ぎゅうぎゅうの店内で、
息を吸いながらちっちゃくなって席に座る。
よく分からんけど、麺の硬さで注文するみたい。
「とりあえず普通ので」と言って頼む。

ザ・豚骨ラーメン
紅生姜と胡麻をかけていただく。

食べている横で「バリカタ!」とか叫ぶにいちゃんがいるから、やっぱ替え玉もしとこうかなと欲が出る。しかも、普通の硬さで全然美味しかったのに、通ぶって「バリカタ!」って替え玉を注文。

出てきた麺を見て、澄ました顔のまま心の中でにいちゃんに詰め寄る。「な?な?これほんまにできてんのん?ほぼ生でないん?な?な?湯に1秒つけただけちゃうの?」
そう思うが、そんな動揺は見せられない。
通ぶってズルズル食べながら、(やっぱできてないやん…😭)と後悔する私の横で、更に客が叫ぶ。
「4かた〜!」
「ベタカタ〜!」
「なまたま〜!」

もう分からんわ!(笑)
長浜ラーメンは美味しかったけど、これだけは聞いておきたい。
「バリカタってほんまにおいしいですか?」

以上、博多うまいもん旅、ごちそうさまでした。

追伸:なんちゃらクルーズに乗りました。

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