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マーダーミステリーより面白い没入型ミステリー見つけたかもしれない

15年くらい前からやってて、「あれ、これオンラインでもできるか!?」と急に思って、緊急事態宣言最後の日に、金田一推理ナイトというものをやってみました(みんなで家に集まってもできるゲームです)

みんなが金田一少年になれる!

それがテーマです。みんなで推理します。みんなが金田一です。「このコマ怪しくない?」「このセリフ、なんかヒントになると思う」そんなコミックに隠されたトリックの種を拾いつつ、犯人やトリック、動機などをみんなで解き明かしていく…そんなゲームです。


最初に言っとくと、推理好きならめちゃくちゃ楽しいです!マーダーミステリーやってるときに、犯人探しとかで人疑わずに、推理に集中したいなぁ…みたいなことを思ったことある人がいたら、すごく合うと思います!

「ちょっと、推理苦手だなぁ…」と感じちゃう人も、金田一少年の事件簿は、金田一がヒント与えてくれたり、事件につながるちょっとしたコマを見つけるだけでも楽しいんで、やってみてほしいです!


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まずは全員、金田一少年の事件簿のコミックの同じ巻を買います。ただし、みんなが読んだことない事件を選ぶようにしましょう。(読んでると犯人分かっちゃうから)

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オンラインだと難しいけど、家に集まってやるときは、金田一少年の事件簿のBGM集を買って、流しながらやると、さらに臨場感が高まります!


ゲームは次の4つの流れで進んでいきます。

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まずは普通に読みます。ただし、金田一が「謎はすべて解けた!!」というところでストップします。金田一少年の事件簿は絶対にこのセリフが出てくるので(たぶん。明智刑事編はわかりませんが)

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みんなが黙々金田一を読んでる姿は異様(昔、家でやったとき)


早く読み終わった人もそこで止めて、あまった時間はもう一度読み返すとか、休憩とかしててください。

読み終えられなかった人も、そのあと推理するときに読む時間があるので、まああまり気にせず、とりあえず読み終えたところで止めます。


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グループ(大体2〜4人くらいがちょうどいい)に分かれます。分かれ方はじゃんけんでもなんでもOKです。

ZOOMを使ってやる場合は、ブレイクアウトルームでチーム別にしてしゃべるといいでしょう。
LINEとかでやってる場合は、グループ通話を新しく作って、分かれてやりましょう。それぞれのグループだけで話せる場があればなんでもOKです。

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家でやるときは場所が足りないのでファミレス使ったりします


45〜120分と制限時間に幅があるのは、金田一少年の事件簿はみんなで120分くらい考えたら、なんとなく犯人くらいは分かってくるので、解けるところまでやりたい人は120分、「時間ないよ!」って人は45分くらいでやめてもOKという意味です。

オンラインやパソコンを使ってやるときは、Googleスライドに推理を書きながら、コミックのコマを写メで送ったりして貼り付けていきます。
例えばこんな感じです。

パーチーム


リアルでやるときは大きめの紙を用意して、そこに推理を書いたり、コミックのコマを切り抜いて貼っていきます。コミックには申し訳ないですが、どんどん破ったり、切ったりして証拠を共有しましょう。

この作業、ドラマで刑事が相関図とか証拠をホワイトボードに貼って推理してるときみたいで、意外と楽しいですw

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推理編が終わったら、自分たちが考えた推理(犯人・トリック・動機のほか、これは伏線だ!とか、このコマがなんか怪しい!とか、とにかく気づいたことすべて)を発表していきます。

各チームがプレゼンしたあとに、全員で、これってどう思った?とか、分からなかったこととかを話すのも意外と楽しいw
チーム対抗ですが、ワイワイガヤガヤやりたいときはこの時間をとりいれるのオススメです。


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最後はなんと朗読です。


…いや、僕もはじめて朗読にしたときは思いましたよ?「恥ずかしくない?」って。「演じられるのか?」って。でもね、これがマジ楽しいんです。なんとなく犯人は分かってるけれども、果たしてあってるかはわからない状態で、みんなで同時に謎の解明に突き進んでいく緊張感。鳥肌立つときすらあります…

「え?どういうこと!?」「まっまさか!?」とか、おのおのブツブツつぶやきながら、真相が明らかになって、金田一が「犯人があんただ!」って言った瞬間の「キターーーーーーーー!!!」感!最高にしびれるから!とりあえず騙されたと思ってやってみてほしい。


登場人物が多いときは、セリフが少なそうに割り振ったり、あと、金田一のセリフはめっちゃ長いので(特に推理中)順番こに回していくといいかもしれません!

ま、たまに「おいおいそんなトリックアリかよ!」「そんな動機気づかねーよ!」みたいな巻もあるかもしれませんが、たぶん、ちゃんと読んだら犯人とトリックが何となく分かるの、金田一少年の事件簿が一番ピッタリなんで、そのあたりは、トークのネタくらいの気持ちで楽しんでいったらいいなと思います。


と、まあ、ながながと書いてきましたが、面白そう!と思ったら、ぜひ、やってみてください。ゲームに必要なスライドはこちら。

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最後はみんなで記念撮影して終了!


他にもリモートのゲームやってみたいと思ったら、こちらもどうぞ!


いくつか質問を頂いたので追記

Q:金田一少年の事件簿ぜんぶ読んじゃってるんだけど、他のだとダメ?
A:いくつか有名な推理マンガも読んだんですが、
・10話程度のいい感じの長さ
・コマをちゃんと読んでいけば、犯人やトリックがわかる
を満たすものが見つかりませんでした。短いのでやっても面白いかなと思いつつ、すぐ解けちゃう可能性が高いのでやってないのと、読んでも犯人わからないっていうのが多いので、金田一少年の事件簿が一番適してるかなと思っています。
もし、このマンガもいけるよ!っていうのが見つかったら、コメントで教えていただきたいです!

Q:ミステリー小説はダメ?
A:短編だとありかもしれませんが、小説って読むのが大変、時間がかかるかなと思い、マンガのほうが遅くても20〜30分あればだいたい読めちゃうので、やりやすいかなと思っています。
なので、読むのに時間がかかってもいい、小説読むの早いよ!っていう人は、ぜひ小説でチャレンジしてみてください!(いいのあったら教えてください)

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