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宮崎県宮崎市全域に高齢者等避難レベル3の「危険な場所から高齢者等は避難」が出された件。

台風6号の影響で宮崎市内全域に高齢者等避難レベル3の「危険な場所から高齢者等は避難」の避難情報が出されました。

昨年か一昨年の台風の折も、宮崎市内全域(全世帯)を対象とした避難情報が出されていましたが、その時は「大型で猛烈な台風」という脅し文句もあって対象範囲が広すぎるものの、それなりに合理性を感じました。

台風慣れしている南九州の人間としては、今回の最大風速30~40m 程度の台風で県庁所在地の全世帯を対象に避難情報が出されるというのはなんとも大げさな気がしたので、ちょっと市のホームページを確認しました。

宮崎市の避難所開設状況を見ると、今回は緊急避難場所に指定された場所のうち避難所として開設しているのは1割~2割程度での運用のようですね。

お役所の方々も賢いので、このくらいの台風なら「ものすごく心配性なご老人」とか「寂しい思いをされているひとり暮らしの老人」向けに、開設したという感じで、状況によって開設する避難所の数を調整しているんですね。

それでもこれくらいの規模の台風だと南九州の人間が避難所に駆け込む、という感じにはならず、開設した避難所は全部まだ空きがあるようですが。

何か被害事故などがあったときのお役人のエクスキュースのためにやってるのかもな、と穿った見方もしましたが、状況に応じて適正なレベルで対応されているようです。

雨が長く降り続くようですから、土砂崩れなどが心配ではありますが、なんとか無事に過ぎ去ってもらえればと思いますね。

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