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県独自の医療緊急事態宣言中だけど、支持団体へのあいさつ回りに余念がない河野俊嗣宮崎県知事。これで県政も安定です、ニッコリ😀

宮崎県は、現在医療緊急事態宣言中です。先月の27日に発令されていて、来週までは宣言は継続する事になっています。発令時には、県知事選挙に当選直後の3期12年の安定した実績を誇る知事様によるプレゼンテーションも行われていました。

【知事会見】医療非常事態宣言の発令について(令和4年12月27日):宮崎県新型コロナウイルス感染症対策特設サイト (miyazaki.lg.jp)

県民の皆様へのお願い 宮崎県の上記リンクより

一宮崎市民のわたしは、お願いされた通り、来週までは散髪にもいかずに、感染リスクの高い行動は取らないようにしております。

ご自身が発令して、感染してしまった医療緊急事態の中でも、県知事様は流石に最上級県民様でございますので、今週もいろんな支持政党・団体様などへのお礼参りなどにいかれて、支持固めに余念がないようです。コロナ関連のプレゼンは何故か全くしなくなりましたけど。なぜなんでしょう?

こちらの記事でも書いたように、今週は公明党の賀詞交歓会に参加されたり、東京まで行ってJAの金柑をアピールしたり、公明党本部に選挙のお礼を述べにいかれています。

18日はソラシドエアの3月上旬からの運行へ向けてのアピールをされていました。

県知事様がさざわざ出席されているのに、NHK と MRT はニュースの中で偉大な知事様のコメントを拾うことさえしていない無礼なことをしています。非常にけしからんです。

その後、夜には宮崎県中小企業団体中央会の新春交流会にもご出席です。宮崎には中小企業しかないですから、中小企業団体は大事な団体様ですね😀。

堀之内芳久会長がコロナ対応の貸付金の返済が経営に与える影響に懸念を示し「組合などに加盟する企業を支えたい」と挨拶しました。

上記UMK記事より

中小団体の会長が、今年ゼロゼロ融資の返済が始まるのを受けて非常に危機感のあるコメントをしているのに対し、我らが宮崎県知事様は、

「世界経済の活力を取り込んで地域経済の元気に繋がる年にしていきたい」

上記UMK記事より

というようなことをおっしゃったそうです。県知事様がおっしゃったことを放送せずに、こんなに取ってつけたような意味の分からない簡単なまとめにしちゃだめでしょ、UMK。ほんとに言ったんでしょうけど。

ウクライナ情勢などに起因する、世界情勢の不安定要因が多い中で、どうやって活力を取り込んで元気にするのでしょうか?ちょっと地域経済に対する認識が甘すぎると思いますが。

宮崎経済は所謂ゾンビ企業が全国最悪レベルで多いわけで、WBCのキャンプやサミットの農相会合が数週間行われた程度ではどうしようもない危機が迫っています。中小団体の会長さんも、そういうことを言ったんでしょうけど、県知事様はあまりことの重大さが分かってなさそうな感じですね。

県知事が正月明けの一連の流れで、一般の県民より、わかりやすく支持政党・団体に肩入れする姿勢を鮮明にし始めたことによって、今後さらに将来世代に負担を残すような無駄な中小企業への延命が繰り返される可能性も高くなってきたと言えるかと思います。

今日20日に県議会全員協議会では、自らの処分に関して何らかの方向性が示されるのだろうと思いますが、その前にしっかりと支持政党や業界団体様への根回しなどは済んでそうですから、これで県政も安定ですね、ニッコリ😀

あと、4年かぁ。


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