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WBCで日本代表が決勝に進出しても、地上波で見ることができない宮崎県。むしろ決勝に進出して歴史的名勝負をして欲しいと思う件。

WBCの試合が非常に盛り上がりを見せている中、地上波でテレビ朝日系列が放送されない宮崎県の事情が、週末のTBS系列のニュースキャスターで放送されたようです。それ関連のツイートがそれなりにバズったようです。

このNoteでも度々取り上げているように、宮崎の民放2局問題は、これまで半世紀に渡って、日本の地方の中でも「宮崎は田舎だ」と他県の人々や宮崎から県外に転出した人に決定的に印象付ける要素であり続けています。

今回、 TBSがゴールデンの時間帯に、こういったことを取り上げたことでまた宮崎が抱えるこの問題を、全国的に喚起される事になりました。

私個人は、ケーブルテレビにも加入はしていますし、Amazon Prime にも加入はしているので、日本代表が21日の試合に勝ち、22日の決勝に進んだとしても、宮崎でもその試合を観ることができますが、テレビ朝日系列が地上波で放送されず、ケーブルテレビ加入率が半数に満たない宮崎では最も大事な決勝戦が観ることができない人たちが多く出てしまうことになります。

WBCの日本代表には、決勝に進んでもらって、その決勝でむしろ歴史的な好ゲームをしてもらいたいと思います。

そのことで、逆にキャンプ地でありながらその試合を地上波で観ることができなかった宮崎県の状況が大きく取り上げられて、宮崎の地元メディアや政治の無作為も大きく取り上げられ、非難される方向に動いてほしいとさえ思います。

その際、前職の東国原氏ではなく、3期12年の安定した実績を誇り、「宮崎を発展させてきた」と選挙ではアピールしていた現職の県外出身の知事様に取材をしていただければなお良いです。宮崎牛の宣伝のときにはにこやかにテレビに出てきますが、都合の悪いことはメディアに隠蔽を依頼する方なので、取材には応えないと思いますが。

ただ「住んでいる都道府県が違う」という理由だけで日本の他県の居住者が当たり前に獲得している日本代表の選手の活躍を観る権利を享受することができないというのは、やはり大きな問題だろうと思います。

情報化社会と言われて久しい現在において、この問題を解決する糸口が WBCの日本の優勝によってもたらされるのであれば、それが最も望ましい結果と言えるかもしれません。



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