20 服屋の店員さん

久しぶりに服を買いに友人と行ってきた。
いつもは、ユニクロなどで済ませるが今回は別の所で買わしてもらった。
たまたま行った店の店員さんが友人の知り合いということもあり、色々進めてもらった。
普段は、あんまり店員さんに話しかけられるのは苦手な私だ。お洒落な人に話しかけられると緊張してしまうし、オススメされた物を買わないといけない気がするからだ。

しかしよく考えると私のセンスよりもどう考えても店員さんのセンスの方が断然素晴らしい。
ということは、絶対に話を聞いた方がいいと思った。

センスがなければ誰かのセンスを貰い、助けてもらえることができる事を知った。

これは、服を買うこと以外にも
普段何気ないプライベートも仕事も
経験してる人や、センスが良い人に話を聞いた方がいい。そうすることで普段思いつきもしなかった発想等もくれると思うからだ。

だが頭で分かっていても中々話かけに行けないというのが私の現状だ。どうしても頭の中でこのダサいやつには、何も似合わないよとか思われてるのではとかマイナス寄りの思考になってしまう。

そのマイナス思考は、自分だけの考えなので
その様な発想は、しなければそれが1番だが、
少しずつ減らしていければと思う。

今回は友人と一緒に行ってしかも友人の知り合いと言うこともあり、色々な話を聞くことができた。

その事で店員さんへの印象が少し変わった。
マイナスが少し減ったのだ。
そして最後に友達が次の事を聞いた。

いつも思うんだけど俺たちみたいなダサいやつが店入るとそこの印象が悪くならない?

と冗談まじにに聞いたのだ。
この友達もかなりひねくれてるなと思った同時に
俺達ってするなよ!っ心の中で突っ込んだ。

その店員さんの回答が
いやいやそんな事全然ないですよ。むしろ少し詳しい人のが大変ということもあるし、お客さんの服装でそんなことは絶対に思いません!と返した。

まぁ本人を前にそらそうだよ馬鹿野郎。お前達みたいなのはくるなよとは、言えないだろうと少し思ったが流石に言葉に出すほど野暮じゃない。

例えお世辞だろうとその様な事を言っていただけると助かるし、その方からは全くお世辞ではなく心の底から言っていただけてる様な感じがした。

そしてまた自分の中のマイナスよりの思考が少し減る事ができた。

この様に何かに対するイメージをいきなりプラスにする事は難しいだろうけども、まず0に近づける。
そして出来るだけフラットな目線で色々な事を見れる様になれば、もっと楽しく生きれる様になるのかもなと思った。

今回は服屋の店員さんについてのイメージを限りなく0にすることができた。
(ここまで言ってもらってプラスに出来ない思考もどうなのかなとは思うが。笑。)

結局気分良くなっちゃって一万円分ぐらい買った。
この店員さん物凄く商売が上手いのかもしれないな。いや、私が単純なだけなのかもな。

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