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交渉と駆け引き

人生は戦いだにも書いてますが、営業部時代の商談での値引きや交渉について書いてみようと思います。

普通なら、値引きや交渉というのは当然その商談そのものにおいて取引先もしくはその先の顧客との交渉結果であったり、作業・サービスや商品の代金になるのでそこでの話し合いから交渉し支払いの金額を決めると思いますが、
人によって、訳のわからない交渉もしばしば発生します。

ありえない話なのですが、ある商談は顧客から発注(お金)もらえないから払えないとまず言われます。その上で、どう払ってもらうかとなります。
当然、原価も発生しているため、はいそうですかとはなりませんし、上司からどうするんだと叱られるわけです。
ですから、方法を考えます。あなたならどうしますか?

1.払ってもらえるまで、証跡や実作業・
  サービス内容を説明してなんとしてでも
  支払って(発注して)もらう。

2..別な商談で利益率を普段の商談より高く
  できそうな商談を探して、交渉して発注
  してもらい、精算する。

3.逆に、ある商談の金額を原価ギリギリまで
  下げられるのですが、実は取引先は普通に
  発注できるのですが、下げた分を精算に
  あてるよう指示される。

4.これから確実に発生するであろう商談を
  前倒しで発注してもらい、精算にあてる
  が、この場合には当然この商談の正式な
  発注であったり、原価も発生するため
  自転車操業のような状態になります。

本来なら、1番で解決しなければならないのですが、そうならないことのほうが多く、2〜3を繰り返しながら、発注や検収処理をしていかなければならなくなるのです。

これに耐えられなくて、辞める人や担当をはずれる人が続出していたことは言うまでもありません。
現実、減給をくらってから退職していった人もいました。

そうならないために、いついかなる時も自分が
損しない、人生を後悔しないように考え生きていく必要があるのです。




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