No.8 サポート組合員募集
私たち「青空ユニオン」は、一般組合員以外の「サポート組合員」を積極的に受け入れます。
「サポート組合員」第１類型は退職者です。
退職者は労働者ではないので、「青空ユニオン」に加入するメリットがありません。
しかし、退職者には、それまでの人生で得られた多くの人脈があり、それをたどれば未組織労働者に行き当たるはずです。その未組織労働者に対して、「あなたも『青空ユニオン』に入って、私と一緒に戦おう」と言えば、その未組織労働者の背中を大きく押すことになります。
知り合いに現在困っている未組織労働者がいる退職者の方は、是非その未組織労働者と御一緒に「青空ユニオン」に加入して下さい。そして、私たちと一緒にその組合員のために戦いましょう！
「サポート組合員」第２類型は、自営業者（一人親方）です。
自営業者はそもそも雇用労働者ではないので、これ又、「青空ユニオン」に加入するメリットがありません。
しかし、自営業者にも、仕事上の多くの人脈があります。それをたどって行き当たる未組織労働者に対し、「あなたも『青空ユニオン』に入って、私と一緒に戦おう」と言えば、その未組織労働者の背中を大きく押すことになる点は、退職者と同様です。
それに加えて、自営業者には、それぞれの仕事で身に付けられた専門知識があります。ある業種の使用者に対する団交の場に、同じ業種の自営業者の「サポート組合員」を投入すれば、例え事案の具体的内容を全く知らなくても、専門的な内容に関する使用者の嘘を直ちに見破れるので、大きな戦力になります。
知り合いの中に現在困っている未組織労働者がいる自営業者の方も、是非その未組織労働者と御一緒に「青空ユニオン」に加入して下さい。そして、私たちと一緒にその組合員のために戦いましょう！
但し、自営業者の中には、自らが従業員労働者を使用する立場の方もいらっしゃいます。このような使用者の方々の組合加入は、労働者の相互扶助組織たる労働組合の本質と相反しますので、仮にその方々から「サポート組合員になりたい」との有り難い申し出があっても、大変不本意ながら応じかねます。
「サポート組合員」第３類型は、並列的な友好組合の幹部の重複加入です。
別に詳しく指摘しているとおり、企業別労働組合の問題点は多数ありますが、その最大の弱点の１つが組合員の層の薄さです。
オリンピック・スポーツなどを見れば一目瞭然ですが、組合員数が少なければ(選手層が薄ければ)、使用者との交渉力を備えた強力な組合員の数(優秀な選手の数)も限られてしまいます。そのような貧弱な体制の下では、当然、交渉技術の蓄積・伝承も困難となります。
私たち「青空ユニオン」は、上部団体には属しませんが、並列的な友好組合の幹部の重複加入を積極的に受け入れることにより、その人たちにも「青空ユニオン」の団交に参加してもらい、その経験と反省の蓄積を通じて、相互に交渉技術の研鑽を積みながら友好・団結を深めます。
結局のところ、団交の技術は、団交の経験をどれだけ積んで、それをどれだけ有効に分析・再構成したかによります。格闘技が強くなるのが、どれだけスパーリングや試合をこなしたかによるのと同じ理屈です。
友好組合の幹部の重複加入による団交参加は、「青空ユニオン」の戦力強化にも大きな意味を持ちますが、多くは企業別労働組合である友好組合の幹部たちが、多種多様な事情を抱えた様々な職種の組合員によって構成される「青空ユニオン」の団交から持ち帰る成果にも、非常に大きなものがあるはずです。
「サポート組合員」からは一切の費用を頂きません。
労働組合では、維持費用を組合員が平等に負担しなければなりません。「青空ユニオン」では、「組合の利用代金ではない」という趣旨を明確にするために、「組合費」と呼ばずに「(組合)維持費」と呼んでいます。
但し、合理的理由に基づく費用負担の例外は許容されます。「サポート組合員」は、「青空ユニオン」に加入して得られる自身の直接的な利益がないにもかかわらず、「青空ユニオン」を援助して頂ける存在です。従って、「維持費」を負担させない合理的理由が認められるので、その負担を一切求めません。
但し、「それでは気が済まない」と仰る篤志の「サポート組合員」からのカンパ・寄附は、有り難く頂戴致します。
私たち「青空ユニオン」は、一般組合員以外の「サポート組合員」を積極的に受け入れます。
労働相談はこちらから。
相談される前に、青空ユニオンMiyazakiについて紹介した以下の投稿、特に「加入お断り」を熟読された上で、入力･送信して下さい。
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