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忘れたフリをしても、日本人は確実に風邪を引きます

最近すっかり影が薄くなった、中国恒大集団。ひと頃はやれ利払い不能だの連鎖倒産だのリーマン級だのと大騒ぎされましたが、株式相場は忘れてしまったようです。いや、忘れたフリをしているようです。

恒大集団が潰れなくても、株式相場が無視しようとも、確実に起きていることは中国住宅市場の落ち込みです。

そして住宅市場が大きく落ち込んだ国の経済は、ほぼ例外なく不況に陥ります

20年前なら、中国が不況になっても日本はお構いなしだったでしょう。しかし今や中国は経済超大国です。中国がクシャミをすれば、日本はかなりの確率で風邪を引きます

おそらく今年の年末商戦が終わった頃に、日本中が悪寒を覚える事でしょう。相場にワクチンはありません。あるのは日銀ETF買いという痛み止めだけです。皆さん自力で資産の健康を守りましょう。



お読みいただき有難うございました。 小難しい経済ニュースをより身近に感じて頂けるよう、これからも投稿してまいります。