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私に自由を

今年の初読書。

昔から〝自由〟って言葉が好きだ

幼い頃から常識とかルールとか、そういったもの達から外れることなく生きてきて。どちらかというと責任感が強く、約束や決まりごとはしっかり守らなくてはいけない。そんな感じの性格だった。
私にとって〝自由〟って物凄く憧れるもので、何かあるような何もないような怖さもあって、でも心の中に、広大な大地や海が広がるみたいな解放感を感じる、そんな存在。

自由といえばニューヨーク
ふと目に飛び込んできたので買ってみた。

読み終わって1番に感じたことは、やっぱり〝自由といえばニューヨーク〟これは間違いないんだなってこと。
気さくに話しかけたり褒めたり、人と人とのコミュニケーションの在り方に感じる温かさ。
多様な人々が集まっているからこそ、個を認めあい、自分というものを表現していく姿勢。
街も文化も人も、様々なものが溶け合い新しいものが生まれ発展して。
読めば読むほどそこには私が憧れる世界が広がっていた。

もしかしたら〝自由〟って、自分自身を知っていった先にあるものなのかもしれない。

〝自分の好きが分かってきたら、好きじゃないものを外していく。好きじゃないものは買わないようにするの。トレンドだから買わなくちゃ、と思わされる買い物もあるけれど、好きじゃないんだったら必要ない。潔く。私はそうしてきたわ。

これ、ものの部分を、仕事、友人、彼氏彼女に置き換えてみると、まるで人生そのものである。
そうか、インテリアとは、つまり生き方なのだな。〟

ニューヨーク、雨でも傘をさすのは私の自由
仁平 綾

好きも嫌いもしっかり見つめて。必要なければ潔く手離して。良いところも悪いところも認めたうえで〝これが私〟と世界に表現する。
誰の目を気にすることもなく、常識もルールも文化も越えて全ての権利は自分にあるとする姿勢。誰のせいにも何かのせいにもしない。自分の世界を自分で創っていく。そこに、〝自由〟以外の何があるだろう。

いつかニューヨークの自由を肌で感じてみたい。

間違いなくこの1冊はこれからの私に必要な本だ
なんだかそう思った。
もっともっと自分の感覚を磨いていく、そしてその感覚を信じていく、そんな1年にしていこう。

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