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【採用活動の基本】欲しい人材の人物像を明確にしよう

本当はスキルのある人に来て欲しいけど、とりあえず急いでるから誰でもオッケー」と思って求人広告を出していませんか?
本当は欲しい人材の条件があるにも関わらず、ターゲットを明確にせずに募集をかけると、実は余計にコストがかかってしまうのです。

急ぎで人員が欲しいから、募集内容は推敲せず必要事項だけ…という掲載では、想定していない層や求めていない層から応募が来てしまい、対応に時間やコストが無駄にかかってしまった…という経験のある会社様は意外と多いのです。
欲しい人材の条件がある場合は、できるだけ会社の求める条件の求職者の興味を惹き、条件に合わない求職者をふるう書き方をする必要があります。

そのために、まず欲しい人材の条件や人物像を明確に設定するところから始めましょう。

欲しい人物像を明確にするためには、具体的なペルソナ設定をすることが効果的です。

例えば、施工管理者資格を持っている人が欲しいという場合、

名前: 宮 太郎
年齢: 32歳
現在、建築会社で施工管理業務を行なっているが、給与が低く待遇も悪いため転職を考えている。妻子があり、現在賃貸で生活しているがマイホームを視野に入れて貯金を頑張っている。
資格取得に意欲的で、仕事に対して責任感が強い。趣味はキャンプなどのアウトドアや釣り。

このように、具体的にペルソナを書き出します。
リアルな人物像を描くことで、この人物が転職活動を行う際にどんな条件なら応募するのかという道筋がわかりやすくなります。

・給与に不満を持っており、貯金がしたい→給与面・賞与面を重要視する
・妻子がいる→家族の時間を確保するために休暇が取りやすい環境を望んでいる
・資格取得に意欲的→資格取得のサポートや資格手当がある会社に惹かれる

そうすると、上記のように自社の求める人材・人物像をターゲットにする場合、どのような求人募集が有効なのかが浮かび上がってきます。
これを参考に求人原稿を作成していきます。
求める人物像から導き出された内容が自社の労働条件に当てはまらない場合は、既存社員を含めて労働条件や福利厚生の見直しをしていくことも大切です。

欲しい人物像・ターゲットをしっかりと把握することで、欲しい人材に届く募集要項を作りやすくなります。
また、会社として欲しい人物像を明確にすることで、社員の育成の道筋も改めて考えることもできます。

もちろん、条件ガチガチでは応募者は増えないので、目安として設定し、新人育成を踏まえて考えるのが吉です!

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