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グリーンツーリズム

コロナ禍で、旅行(観光)業界・旅客運輸業界は大きな打撃を受けています。

Go toキャンペーンで回復を・・・期待したいところです。

しかし、従来と変わらない旅行・観光パッケージでは、回復を望むことは困難でしょう。

マイクロツーリズムへ舵をきるアイデアも新たに出てきました。

しかし、そうした中で注目したい(再注目したい)手法があります。

それは、都市と田舎のニーズをマッチングさせる「グリーンツーリズム」。

<都市部の人々の顕在・潜在ニーズ>

 1.近未来における食糧危機に備えたい。 → 農村との関係構築。

 2.米・中の不穏な状況から戦争の恐れ。 → 田舎への疎開先開拓。

 3.自粛ムードからの脱却願望。 → 緑豊かな自然に触れる機会。

<田舎・農村の人々の顕在・潜在ニーズ>

 1.農家の収入が不安定。 → 都市部からの観光客を定期購入者に。

 2.農村部の不動産販売不振。 → リノベ等で別荘化して賃貸・分譲。

 3.農家の人手不足(外国人労働者不足)→ 農作業を観光メニュー化。

これまでのグリーンツーリズムの概念から、さらに現状のニーズを汲み取った進化が求められると考えます。

地方の中小の観光業者と、都市部の大手観光業者がアライアンスを交わして、新たな商品を造成していただきたいと思っています。

宮内保






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