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北朝鮮庶民が薬代わりに服用する危険なもの 金正恩時代10年パワーエリート変遷

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(目次)
1.宮塚利雄と朝鮮半島(宮塚利雄物語) 98
北朝鮮研究者の端くれに登場する機会となった北朝鮮観光旅行 宮塚利雄
2.北朝鮮だより 今年は田植え戦闘ではなく金正恩隠遁と新型コロナ
宮塚利雄
3.教えて宮塚代表(読者参加型Q&A)
金正日時代には金敬姫、金正恩時代は金与正 その2
4.編集後記 チュッペ発行します!
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<Vol.109>令和2年(2020)5月20日-配信

トップ画像は手前から2018年4月の南北首脳会談(出典 パブリックドメイン)

1の宮塚利雄物語は、少し時代が逆流しますが、北朝鮮研究者なら北朝鮮へということで北朝鮮を訪れた時代背景を語ります。

このときのハチャメチャな活動が後に…は、今後紹介されます。

北朝鮮が突如、観光客を受け入れたタイミングと南北情勢。

さらには、日本のパスポートに今ではなくなったある一文が削除されたきっかけについても紹介します。

2の北朝鮮だよりでは、金正恩委員長が再び隠遁状態に入っています。すでに前回より長くなっています。

3月に掲載されたある記事から北朝鮮の医療状態について解説します。

北朝鮮の庶民は高価な薬を服用することができず、代わりに使っているのが…、この衝撃の現状は今でも続いていると指摘しています。

3の読者からの質問へ答えるQ&Aで北朝鮮権力を解説する前回からの続きです。

金与正氏の実際の権力を紹介する前に、金正恩体制になってから、金正恩氏を支えるパワーエリートと呼ばれる面々がどのように変化したのか?

軍人?経済人?科学技術者?

2010年に金正恩氏が金正日総書記の後継者として登場してからの10年間の変遷をスバリ解説します。

これにより金正恩委員長の関心、目指す方向が浮かび上がってきます。


1 宮塚利雄と朝鮮半島(宮塚利雄物語) 98
北朝鮮研究者の端くれに登場する機会となった北朝鮮観光旅行

宮塚コリア研究所代表 宮塚利雄

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