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いつの日か街の中から無くなるモノってナンダロウ?

スナップ写真のワークショップの講師をしていると、「みんなに出す課題は何が良いかなぁ」「あの人は何が撮りやすいかなぁ」なぁんて普段から考えながらブラついて撮ったりもしています。

都会じゃなきゃ撮れないような課題ばかりではなく、どこでも撮れるような課題、、、というのが意外となかなかハードルが高いのですが、そんな中で自分のお気に入りのテーマの一つ。

「いつの日か街の中から無くなるモノってナンダロウ?」

消えてしまうモノって考えるとネガティブな方向っぽいけど、決してそうではなく、スナップのアンテナだけではなく社会の変化にもアンテナを立てて街の未来を予測しながら、俯瞰して歩く。

電線や電柱はどうなるだろう? 電線をすべて地中に埋めてしまうと工事が大変? どこかで断線した場合、掘り起こさずに探し当てて修理することは今の技術では簡単なことなのだろうか?

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災害・震災の多い日本では、公衆電話・電話ボックスは最低限の数は残るんでしょうね。重要なインフラです。

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公園の遊具は、すでに幾つも消えていますね。ぐるんぐるん回って遠心力に耐え切れずにぶっ飛ばされて顔面から落ちたり、昔はそれなりの危険と背中合わせで遊んでたんだなぁって思い出しますね。

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みなさん今年は年賀状は何枚出しました? 年賀状の減少はニュースになるけど、一般の郵便物の量の変化ってどうなんだろう? さて、近い将来・遠い未来、郵便ポストの行く末やいかに。

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SNSやスマホカメラの進化・発展と共に、個人情報、肖像権の侵害、、、色々と締め付けがキツくなってスナップシューターが街から消えたら悲しい。

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いつの日か街から消えそうなモノ・新たに生まれ変わりそうなモノを探しながらスナップ。「昔々にはこんなものがまだ街の中にあったんだねぇ」と、いつかその一枚が価値を持つ日が来る、かも。

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何でも、撮っておきましょう。
そして、取って置きましょう。

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