団体戦に出るには将棋部員数が必要 大学将棋には各大学将棋部のXアカウントから、華やかに実況を繰り広げる文化があり、特に年末に行われる7人制全国大会「学生王座戦」は注目を集めます。 大学で将棋をやりたい高校生はどこの大学に入れば大学の団体戦に出られるのかについて書いてみます。 将棋部がない大学もたくさんありますし、あっても7人や5人チームで団体戦に出るほど部員がいない、部員の数はいても他で忙しく人数揃えて大会に出るほど熱心ではないケースもあります。団体戦に出たいならば(特
8月27日に大阪府立北野高等学校の囲碁将棋部のX(Twitter)アカウントから「大阪府中・高等学校将棋連盟に対して大会運営の改善に関する嘆願書を提出しました」 という内容のポスト がありました。大阪の高校将棋大会の運営で話題になっていたのは、個人戦の大阪府代表を決める大会を団体戦で行うというもので、このやり方を変えて欲しいということも嘆願書に含まれています。 団体戦の優勝、準優勝チームから個人戦の府代表を選ぶ 毎年1~2月に高校1、2年生を対象に行われる高校新人戦(全
マイナビ出版の「将棋情報局」のサイトで、6月から10月まで「将棋大会の基礎知識」という連載記事を書きました。アクセス殺到となるはずもない企画にも関わらず、書く場を与えてくれたマイナビ出版様には深く感謝。 将棋大会は強い人だけのものではありません。級位者も出やすい大会もたくさんあり、特に子ども大会、女性大会は初心者歓迎のものも多いです。それにも関わらず、大会情報の探し方や大会のしくみなど、分からないことが多い。そんな疑問に答え、大会に出る人が増えればいいなと思っています。 連載
高校生の大会は情報集めが難しい 高校生の3大将棋大会は全国高校将棋選手権(総合文化祭将棋部門)、全国高校新人戦(1,2年生が対象)、全国高校竜王戦です。どれも、都道府県代表を決める大会が行われ、代表が集まって全国大会が行われます。 以下長くなるので、高校選手権、高校新人戦、高校竜王戦と記します。小学生名人戦、中学選抜など小学生、中学生の大会は、ネットにお知らせが出て、「○○県内の中学に通う生徒」「××府在住の小学生」など、在住、在学の出場資格を満たせば誰でも出られました。