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煙草も止めました (その1)

 断酒20年のヨウスケです。

 今回は煙草について書きます。

 大学入学を境に毎日煙草を吸い始め、 (はい、未成年から吸ってました。ごめんなさい。)  46歳で3回目の禁煙チャレンジに成功し、現在禁煙9年目です。

20代はマイルドセブン系を1日50本くらい、30代からはセブンスターを1日40本ほど。時々気分でキャメルマイルドの時も。

 煙草は欲しいからというよりはほとんど癖で吸ってた感じです。

 朝起きて一服、コーヒー飲みながら一服、食後に一服、仕事にかかる前に一服、ひと段落して一服、イライラしたら一服、話しながら一服、信号待ちで一服、飲みながら一服、とにかく一服……。

 何をするときもいつも一緒にいた煙草。ある意味ではアルコールよりずっと離れ難い存在であったかも。

 そんな大事なお友達の煙草だったので意志の力や根性だけで縁を切るのはとても無理だと分かっていました。

 1度目は35歳の時、断酒1年を機に禁煙もすると決意。ニコレット(ニコチンガム)の力を借りましたが、煙が恋しくなって3日目の朝、自販機に走りました。

 2度目は38歳の時、歯医者で禁煙を熱心に勧められ、ニコチンパッチを処方してもらいました。

 しかし、なんせ朝イチがきつい。寝起きにまず煙草を吸うことで目を覚ます癖がついていたのでとにかく物足りない。仕事の合間の一服もないのでムズムズする。食後の一服も無い…。

 何とか2日間は頑張りました。

 しかし、やはり3日目。イライラもマックス。

「もう限界…煙草吸ったからといって命まで取られる訳ではあるまい

と仕事の休憩時間に近くの自販機までダッシュ。愛しのセブンスターと100円ライターを買いました。

 ニコチンパッチを貼ると皮膚からニコチンが吸収されているので、そのまま煙草を吸うと気持ち悪いのですが、煙の魔力には変えられません。それでも吸ってしまいました。

 という事で2回目の禁煙もお約束の3日目で見事に失敗。結局今までの禁煙の最長記録は入院して絶対安静を言い渡された26歳の時の1週間が最長ということなります。

 そんな訳でもう禁煙など自分には無理。

 あれだけ好きだったアルコールも止めてる事だし、煙草まで止める必要があるものか。

 と度重なる値上げにも負けず、肩身の狭さを感じつつも頑張って吸い続けてきました。

 とはいえ煙草代も結構負担になってきて、何より煙草に執着している自分にだんだん嫌気がさしてきました。

 その頃です。

 知り合いが突然煙草を止めました。この人も私と同じく絶対止められないだろうと思っていたのに…。

 どうして?一体何が起こったんだ?

 聞くと禁煙外来で『チャンピックス』という飲み薬を処方してもらった。(2024年1月現在、チャンピックスは出荷停止になっているようです。)これはかなりいい。保険も効くので費用も合計1万円ほどで済んだ(当時)。私でも禁煙できたからヨウスケさんも絶対できると言う。

 なるほど。これならチャレンジしてみる価値はあるかもしれぬ。

 そう思い近所の禁煙外来をやっている病院を探して行ってみました。

 しかしそこで予想もしていなかった事態が…。  
                 
                                  続く


 

 

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