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佐々木朗希!迷わず進め   2024.9.22ロッテVS西武

1回表、とんとんと2アウト。
おっと、今日の朗希は、いいかんじじゃん。
ん、フォアボール。
おお、盗塁、やっぱ走られるよね、うーん。

ああ、佐藤龍世、ここでタイムリーかあ。
あっという間に1点献上。
続く野村大樹にもツーベース。
ストレート主体の組み立てで狙いを絞られたか。

あううう。
パスボール・・・・2点目。

外崎は、フォーク連投で三振を奪う。
ストレート、フォーク、スライダー、どれでカウントを取って、どれで決めるか。
登板の度に、組み立ては変わるけど、フォークを見られて、ストレートを打たれるパターンが多いような。前は、気持ちよく手を出してくれたフォークが、けっこう見られてしまう今日この頃。

朗希の滑り出しは、自滅の2失点って印象。
しかし、ロッテも反撃。
ノーアウト1、3塁。
ポランコ、うわっ、ピッチャーゴロ、3塁ランナー飛び出す、はさまれ・・・おおお、西武・羽田3塁に暴投。
一挙に1塁ランナーまで生還。同点。

結局ね、この1回の攻防が、勝敗を決めたって思う。
羽田は自らの暴投で、とてつもないメンタルダメージを受けたし、ロッテは、イケイケになってしまった。

野球って怖いね。
改めて。
羽田の暴投ひとつで、流れは変わってしまった。
あれがなければ2回以降のロッテの得点もなかったかもしれない。

2回以降、佐々木朗希は立ち直った。
スライダー主体の組み立てをメインに、ストレートを効果的に使った。

打線は、1回にもらった2点を機に、こつこつと得点を重ね結局7得点。
うれしいのは、茶谷の3安打、1打点、1得点。
春先に神茶谷なんて言葉が飛び交ったものの、結局、終盤の守備固めしか出場機会がない現状。
本人もこのスタメンは、並々ならぬ決意があったはず。
本塁アウトにはなったけど、魂のヘッスラの勲章、ユニフォームの胸の土も誇らしい。

さて、7イニングを2失点、1自責点、10奪三振。
9勝目をあげた佐々木朗希。
しかし、今シーズンの結果は、本人もファンもチームも納得のいく成績ではない。

佐々木朗希には夢がある。
球速という数字だけではいい表せないピッチングの表情。
あ、顔の表情って意味ではないよ。
ダイナミックなピッチングフォーム、ふてぶてしいのか、おどおどしてるのかわからない独特の雰囲気。
孤高の、でもないし、魂の、でもないなんと言い表せばいいのかわからない。

まあ、さんざんいろいろ言いつくされてる佐々木朗希。
ダークヒーロー扱いもされるし、過保護、ワガママとも言われる。
いや、なんと言われてもいいよ。
朗希には、自分の野球人生を隈なくまっとうしてほしい。

いつメジャーに行こうが、構わない。
ロッテに恩返しとか、野球選手の長くはないキャリアを考えれば、取るに足りない。
佐々木朗希には夢がある。
ただそれだけだ。

もう来年はロッテで見られないかもしれない。
だから何としても生朗希のピッチングを見たかった。
朗希の登板する試合に参戦したかった。

いやあ、念願、かなったね。
しかも勝利投手、ヒーローインタビュー。

これまで朗希グッズには、手が出せなかった。
なんか気恥ずかしかったから。
でも、生朗希を見るからには、もう買ってもよい。
とりあえずNCEのタオル買った。
N&Nシャツ、欲しかった。
でも17は完売してた。
ああ、欲しい。

佐々木朗希の進む道は険しい。
外からの雑音が、メンタルにダメージを与えるかもしれない。
思うようなピッチングができないかもしれない。
育成方針やメジャー挑戦への問題が、自分だけの問題ではなく、思いが伝わらないかもしれない。

それでも、朗希は、迷わず進め。
佐々木朗希にしか、進めない道が必ずあるのだから。


映像でいつも見るロートと京成スカイライナーの朗希バージョン。ついに生で。
ロートの朗希バージョンのCM。ついに生で。
攻撃時の朗希のキャッチボールの相手は大下さん。いつもながらの貫禄。
自分の席のブロックは小川龍成後援会のツアーだった。
みんな龍成のタオルやユニ着用で、龍成ゾーンが出現していた。




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