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諦めの悪い漢たちが起こす奇跡2023.10.16 CSパ1stステージ ロッテVSソフトバンク第3戦

ああ、ああああ、打たれた。
え、ううううう。
2失点、、、、、あああ、3失点。

10回表、ソフトバンク3点。
めっちゃくちゃ喜ぶやん、まるで勝利を収めたかのようなはしゃぎっぷりのソフトバンクの選手たち。
くやしい、腹立つ、でも、まだ終わってないんやで、そんな浮かれすぎてたら、足元掬われるで。

ソフトバンクベンチの浮かれっぷりに、一筋の光明を見たね。
いや、ほんと、ワンチャンあるって思ったよ。

10回裏、中村奨吾に代打・角中。
粘りに粘って粘りまくる角中。
なんと10球目をセンター前へ。
これだよ、これが角中だよ。
先頭打者が出ないことには、話にならないからね。
期待に応え、ベンチを、スタンドを、全マリーンズファンを勇気づける。

いぶし銀・荻野。
気持ちでなんとかする選手は、打ち損ねも徹底して損ねる。
あまりに悪すぎた当たりは、ぼてぼてぼてと3塁前。
荻野の足なら、当然セーフよ。

ベテラン2人が意地を見せて出塁。
かっこなんてどうでもいい、とにかくつなぐ。
この気概こそが、マリーンズ魂じゃないか。
たった3点だ、諦めるには早い。
そう言ってるようだ。

ノーアウト1・2塁で、藤岡裕大。
よし、ここでヒットだ。
って思ったら、なんと思い切りのよいスイング。
ここはホームランしかないっていうような素晴らしいひと振り。

え、ええ、、、ええええええええええええ。
藤岡のひと振りは、右中間スタンドへ。
一気に追いつく3ラン。

いや、追いつけ!って想像はしてたよ。
でも、こんなことが現実に起きるなんて。
震える。
なんちゅうチームだ、千葉ロッテマリーンズ。

打ち崩れるソフトバンク津森。
この若き投手には、あまりに受け入れがたい現実。
もう、無理だろう。
これも経験、といしか言いようがない。

藤原、ポランコ倒れ、ツーアウト。
ここで岡。
この回で決めなければ、また流れはささいなことで変わってしまう。
さあ、ヒロミナイトだ。

期待に応えるヒットはレフト前。
そして、安田。
外野は長打からのサヨナラを警戒して深く深く守る。

スーパー安田発動!!!!!
サヨナラ男は、やってくれた。
右中間を破った。
そして、ヒロミ!
一気にホームへ!!!!!

いったい何が起きたのか。
スコアボードの10回に並ぶ3と4の数字。
奇跡は起きる。

こんなチーム、ないよ。
諦めの悪さは、日本一だね。

小島和哉の好投が遠い昔のことのように思える。
荻野のどんぴしゃバックホームで本塁を刺したプレーがなければこの勝利もなかった。

なにもかもが、夢のよう。
強いぜ、千葉ロッテマリーンズ。

ここから勝ち上がろうぜ。

はあ。
なんかふわっとしてる。
ほんと、画面越しだけど、歴史に立ち会ってしまった感じだ。

とにかくマリーンズは、すごい。




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