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韓国旅日記 2022.9.30 #3/5

韓国一人旅から帰国しました。韓国は学生の頃ぶりで、今は韓国語を勉強して一年半です。
これは個人的な旅の記録。これから渡韓する人に、何も参考にならない5日間の日記です。

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9月30日(金)<3日目>

まずは、餃子を目指す。
「明洞餃子」は人気店だが平日のためか並ばずに入れた。町の小汚い食堂(失礼)といった風体で、韓国人客が多い。注文を取りに来たおばさんに餃子を注文する。前払いのカード決済。韓国では現金を使う機会はほぼない。
「こんなの食べたら日本で餃子は食えん」と思う、肉たっぷりのジューシーな餃子だった。大満足。

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昨夜、ソウル在住の日本女性から教わった「壁画村」へ行ってみることにする。色とりどりの壁画がそこら中に描かれた場所で、散策向きという。地下鉄で梨花洞へ。
住宅街のあちこちにカラフルな壁やイラストがあり、それを巡って歩く。確かに「映え」で、写真スポットで英語圏の観光客が私を撮ってくれた。階段と坂が多い。ソウルの路地の階段は憧れの一つだったが、実際には当然きつい。疲れたのでお洒落なカフェですぐ休憩。コーヒーが美味しい。よく見たらテーブルが足踏みミシンだった。お洒落すぎる。

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気持ちの良い青空の下で休んだら「まあ壁画、どうでもいいな」という気分になってきたので、さっさと電車に乗って仁寺洞へ移動。
ここも大人気のアートストリートだという。お店を覗きながら歩く。伝統工芸系のお洒落な店が多く、ショッピングに良さそう。しかし、私はどうもお洒落なアートには興味が薄いみたい。早々に再び駅へ戻る。バスはまだ怖くて使いこなせず、オール電車移動。バスに乗れると楽なんだけど。

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さて、この日はトラブルも続出であった。試練がいろいろあった。

1)駅の改札ゲートで引っかかる
広い構内で駅員さんを探し回り、韓国語で状況を説明。
電車、バス、タクシー、買い物、何でもできる韓国のスイカ=T-Moneyカード。それを片手に、どこから乗ってどこに行きたくて~と、必死で説明した。

2)クレジットカードをなくす
これはヤバイ。旅先でなくとも顔面蒼白案件。落としたっぽい。
しかし、韓国で旅行者が作れる「WOWPASS」というプリペイドクレジットカードだったのがラッキー。非常に優れモノで、アプリから停止できた。自販機で再発行すれば残高も引き継げる。機械の場所もアプリ地図で探せる。
ただ、最寄りの自販機が分かりにくい所だったので、建物の中を走り回り、WOWPASSが何かも知らない韓国人に、韓国語で説明しなければならなかった。

3)緊急でトイレ行きたい
最高に美味しいミルクティーピンスを完食。大満足した後、店を出てからお腹が痛くなった。冷たいコーヒーを飲み過ぎたかも。コンビニに行ってみるが、日本とは違ってトイレがない。ガーン。公共トイレも近くに見当たらず、小走りでホテルまで戻る。

でも結果的には全てセーフ。運だけはいいので万事オッケーであった。
一人旅は何もかも針小棒大。交通カードは落ち着いて考えれば普通に残高不足だった。クレカはすぐ再発行できたし、トイレも間に合った。
韓国語は、困った時こそ役に立ってくれた。拙い韓国語で相手はイライラしただろうが、こういう経験で人は成長するのだ、多分。
土産話としてもピンチの話が一番面白いはず。
でも調子に乗って食べ過ぎるのだけは、用心しようと思う。

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10/1につづく。



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