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日々のこと 0610

昨日、久々にnoteを書いたら「お、偉いね!」みたいな表示が出た。「えっ連続で書いたの、偉いね!」と褒められようと思い、今はこれを書いています。
ちなみに昨日は『沈没家族』の話を書きました。よかったらみてね。

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先日ネットカフェで2時間ほど時間をつぶさなくてはいけない状況があり、パソコンをカチャカチャいじっていたら「配信・見放題!」の中に、ふと見つけた『ほんとにあった!呪いのビデオ』。

前から見てみたいと思ってた。なぜなら、音楽を豊田道倫さんが担当する巻があるのを知っていたから。
ただし、私は怖い映像が大の苦手で、特にキライなのが心霊系。一生見ることはないだろうとも思ってた。
しかし、以前より強くなった気がする今日この頃。よりによってネットカフェで一人で見るのは怖すぎるけど、今見なければもう見ない。
というわけで『ほんとにあった!呪いのビデオ』9巻、10巻(2002年)を頑張りました!

投稿者による「奇怪な映像」をスタッフが調査する、というものらしい。ビクビクしながら再生スタート。
が、しかし。投稿映像を紹介し、インタビューし、現場検証し、何度もREPLAYした挙句「お分かりいただけただろうか。顔のように見えなくもない…」とかフンワリ言って、さっさと次の投稿に移っちゃうんですよ! ビックリ。
怖い投稿映像POV、白石晃士監督の『戦慄怪奇ファイル・コワすぎ!』は全部見てる(あれは乗り越えた。つうか恐怖に勝る痛快さと感動がある)ので、そういう感じかと思ってた。どこまでも執拗に追いかけて検証して、バケモノ退治までしちゃうのが『コワすぎ』。
『ほん呪』、放りっぱなしなんですよ。怖い現象の正体は大して追求しないの。 あっさりしている。そしてフワッとしている。おかげであんまり怖がらず見ることができました。よかったー。

しかしこれは本当に投稿なんですかね? 最初はそう思って震えていたのだけど、投稿者たちの中に知ってる人がいたんですよね。えーっ。
フェイクならば怖くない。そう思うことにした。私の想像力は常日頃から果てしなく、勝手に本体よりも広がりがち。これならもっと早く見ればよかった。

でもちょっと印象的なエピソードがいくつか。じんわり思い出したりするものも。
死んだ子どもが持っていた携帯電話のおもちゃを、なぜか別の子どもが持っている。その子はいつもその電話で遊んでいる。大人は独り言だと思って笑って見ているが、話している相手は、本当は誰なのかな?…という話。キュン。
それから、10巻のラストを飾る長編「叔父の呪い」。投稿者の男性が、怖い映像とは関係なく行方不明だった父親をスタッフとともに見つけ、仲直りして酒を酌み交わし、最後は海にテープを投げ捨てるんですよね。「供養とかしなくていいんですか」と問うスタッフに「いや、これで良かったんです」と海を見つめる男性。
恐怖映像でもなんでもないんですけど、ホントに良かったんですか、これで…。

けど、これって現在も続いている人気シリーズなんですね。みんな怖いの好きだなあ。怖い投稿映像から始まり展開する定型。ある意味AVみたいな感じか。違うか。

私が見た2本、監督は松江哲明さんです。他のはどんな感じなんでしょうかね。
そうそう、音楽。がっつり恐怖な音楽なのかと思いきや、ところどころで鳴っている静かなギターが、まごうことなき豊田道倫さんでありました。



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