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韓国旅日記 2022.10.2 #5/5

韓国一人旅から帰国しました。韓国は学生の頃ぶりで、今は韓国語を勉強して一年半です。
これは個人的な旅の記録。これから渡韓する人に、何も参考にならない5日間の日記です。

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10月2日(日) <最終日>

午前9時の便で帰国するため、朝5時に起きる。外はまだ暗いが、7時半には仁川空港へ着かなくてはいけない。
早朝の経路が心配なので、昨夜ホテルのフロントで調べてもらったら「タクシーか、もしくはタクシーと電車を乗り継ぐのがベスト」と言われた。必要に迫られた韓国語会話は切実なので、頑張って話す。

英語より韓国語の方がまだましだ。一昨日も、同じホテルに泊まってる英語圏旅行者とロビーで偶然居合わせ、「Where are you from?」と話しかけてみたはいいが、回答が聞き取れなかった。説明してくれたのによく分からなかった。韓国はいつまで?と聞かれ「えーとTomorrow、いや、tomorrow next day!」と答えたら「Oh~, after tomorrow」と言われた。恥ずかしい。英語は最近中学英語から始めたのだが、全く間に合ってない。

ホテルをチェックアウトし、タクシーアプリを試すも捕まらない。韓国のタクシーはコロナで廃業が増えたそうだ。とりあえずスーツケースをガラガラ引き、駅に向かう。結局、地下鉄と直通特急で空港まで辿り着けた。空港内で何度も迷子になりつつ、無事搭乗。

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たった2時間なのに、往復とも機内食が出てホクホクする。機内で映画も見終われないまま着いてしまう距離。韓国は近い。私の滞在中、入国PCR検査も廃止された。さらに行きやすくなり、渡韓する人も増えるだろう。

韓国は、無料Wi-Fiが網羅されたデジタル大国だった。現金はほぼ使用せず、ペーパーレス化も半端ない。便利なアプリもいっぱいあり、とても生活しやすい。スマホが命なので、予備バッテリー持参をお勧めしたい。

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ソウルにはお洒落な店や通りもたくさんある。でも、雑多で猥雑な裏通りも健在。韓国は日本以上に完全禁煙化が進んでいるが、裏へ入ると隅っこで吸っているおじさんたちがいる。何か安心した。私は明洞の裏通りが好きだ。

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ソウルの街を歩けるだけで嬉しかった。韓国語上手ですねと言ってくれた人たちもいた。思ったよりできる!と喜んだ瞬間も、思ったよりできない!と悲しんだ瞬間も、両方たくさんあった。
私の韓国語はまだまだだ。とくに若者は皆、英語が上手い。日本人とみると先に英語で話されてしまうことも多々。実際、英語の方が楽な場面も、私はなるべく韓国語で突っ切ろうとしてきた。相手に「翻訳アプリをお使いください」と言われてしまった時はショックだった。現地は語学学校ではない。私の韓国語レッスンに付き合えるほど、暇じゃないのだ。

韓国語は言語であり、言葉は生きるための道具であり、それを使って生活する人々がいる。私がそれを使いこなすには勉強が必要。そんな当たり前のことを実感した。次に来る時は、もっと思い通りに動けますように。
さよならソウル。また来ます。

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