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韓国旅日記 2022.9.29 #2/5

韓国一人旅から帰国しました。韓国は学生の頃ぶりで、今は韓国語を勉強して一年半です。
これは個人的な旅の記録。これから渡韓する人に、何も参考にならない5日間の日記です。

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9月29日(木)<2日目>

朝から映画を見に行く。
徒歩圏内の明洞CGVで10時からの回があり、『ホームレス』という韓国映画を見た。
家がなくてサウナなどを転々としている赤ん坊連れの若い夫婦が、他人の家にこっそり住み始めるという話。かなり台詞も聞き取れ、映像の力もあって7〜8割は理解できた気がする。2割でもいいやと思ってたので、すごく嬉しい。貧困や社会の関心のなさを描いた映画だと思う。核になる台詞も聞き取れて大満足。とても面白かった。

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明洞通りを歩いていると、客引きたちが日本語で話しかけてくる。韓国語で適当に返していたら「えっ韓国人? 韓国語上手ですね。あ、在日?」と言われた。ちょっと自信が生まれる。私の韓国語が伝わっている。

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そのまま南出門市場へ向かう。日用品や服などの小さな店が連なる通りは、庶民の巨大商店街という感じ。ホットク屋の行列に並んでみた。並んでいるのは地元の人ばかり。汗をかきかきホットクを揚げるおじさんに、カルビホットクを頼む。「辛いよ?」と言われ、大丈夫です!と返事した。
揚げたてホットクは確かに辛く、でも口にした瞬間「これが시원하다か!」と思った。涼しい、スッキリする、爽やかという意味で「今日は涼しい」とかの天候以外にビールを飲んだ時や熱いもの、辛いものを食べた時にも使うそう。謎だと思っていたその感覚を、初めて理解した。

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午後からは、ドラマの授賞式・スターアワードに参加することに。
私はミーハーなので、こんな催しがあると知れば、喜んで行くのである。
2021-22年に放送された韓国ドラマから賞を選ぶアカデミー賞的なやつで、ノミネートのラインナップを見ると錚々たる俳優、制作陣が一堂に集まるらしい。知ってる作品ばかり。ドラマを見るようになったのは韓国語の勉強を始めてからなのだが、あまりの面白さにすっかりハマった。
ステージには豪華タキシードやドレス姿の俳優たちが続々登場。賞の合間には音楽ライブもあった。望遠レンズや動画撮影はNGのはずが、韓国女子たちの本気度は高く、みんなプロカメラマンみたいなガチ装備。三脚まで立て、撮りまくりですごい。

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大賞は『ヴィンツェンツオ』、ソン・ジュンギの登場にも客席が湧いたが、『赤い袖先』のジュノ人気が凄まじかった。私は『D.P』のチョン・ヘインや『私たちのブルース』のホン・ソンテ、『梨泰院クラス』のアン・ボヒョンあたりが生で見れ、受賞スピーチがかなり聞き取れたのが満足。日本人女性がいたので仲良くなり、一緒に見ることができたのも楽しかった。

授賞式が終わったのは夜23時。ホテルへ戻ると0時を回っていた。生クリームあんぱんを食べて寝る。

9/30へ続きます。

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