嫁と姑、同居半年、嫁の体に起こった事3

小姑は約1月滞在していました。
姑は危篤のまま還らぬ人となりました。
葬儀のあれやこれやも一息つき、
小姑が帰った後はひっくり返った家の中と七七日の準備。
とは言えこのご時世内々で済ますことが出来るありがたさ。
商売の家の葬儀はどうしても大きくなりがちです。
実家もしかり、嫁ぎ先もしかり、
でも「時期が時期だけに内々で」と言い訳できる。

葬儀も七七日も内々。
その日からのお燈明の番は小姑が引き受けてくれて、葬儀のお知らせなどなどは旦那がくるくる舞い回り、嫁の私は姑に着せる衣装などなどを姑が住んでいた家から持ってくる、ついでに家の掃除と庭の掃除と片づけ物(前回の日記)
お陰様でそれなりの形には執り行う事が出来、
皆に感謝のお礼を伝え、
司法書士さんや経理事務所へ事務処理を依頼し、
腹部のブチぶちはきっと寝不足とか忙しかったからよねと安堵した矢先、
ほっぺたに激痛が走った。

虫歯は春に治療していて、ほぼ無いはず。
歯茎はそれなりにピンク色。
蓄膿を患うと目の下のクマの辺りに鼻水が溜まるけど、これはそれじゃない。

なんだ?

物が噛めない。

はむはむして食べる。
姑の食べ方にそっくり。
はむはむ。もしゃもしゃ。

49日の法要前の事、
未練があるなら浄化しますぜお姑さん。

ほっぺたはどんどん痛くなり、
歯医者の予約はとったものの来週。
待つ数日の間に下あごがぷっくり腫れてきた。
瘤取り爺さん?

痛みで夜も寝れない。
強いて言うなら 歯科矯正でギリギリ締め上げたその日の夜。
大人使用のギリギリ攻め。
痛み止めはありますが、ここで飲んだら内臓がタヒぬる。

歯医者の日
そこだけ歯茎がぶよぶよで
そこだけ歯を支える骨が無くなってる
そこだけ。。。。
 まだまだ続く

どれだけその歯だけ過酷なん?

ずっとその歯を食いしばっていたらしい。
ずっとその歯が支えていたらしい。

このまま放置すると顎全体が崩壊するかもしれない!

ひいいいいいいい

気が付かない間にかなり強い力で歯を噛みしめ続けていたらしい。
ずっと何かをがんばってたんだ私
そうか
ずっとずっと
歯を食いしばってたんだ
この半年よくやってたよ
我ながら自分を褒めるよ
普通の人が10な所を15とか20とか100とか
がんばって立ってたんだよ私、
きっと力強いから噛むのもがんばっちゃったんだよ私。

普通、人はどのくらいの力で咬み合わせてるのですか?

医者に尋ねた

「普通は 上の歯と下の歯は触れてないです。」

????
「普通物を食べる時以外は、上の歯と下の歯は離れています」

????
ということは、普通の人は10でも15でもなく
「0」
ということは、1でも力が加わると歯茎はしんどい。

「そうゆうことです」

。。。。。。。。。。。。。。そうか

がんばっちゃってたんだーと思ったらそうじゃないのかい。
気が抜けたよ。
あーあーあーあー。

応急措置として「マウスピース」を付けることになった。
痛い部分の治療は歯茎の腫れが治まってから。
消毒とブラッシングを教わって終了。
ということは、痛いまま放置ですか?

痛さと腫れのせめぎあいはその後3週間続いて、
その間物が噛めずに
はむはむ
もしゃもしゃ
はむはむ
もそもそ

老人食続行ですね。



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