小さな小さな手


妊娠19週で完全破水し、2ヶ月の入院生活を経て、29週6日で、1156グラムの極低体重出生児を出産。

わたしは1週間で退院。出産後も入院中は170代が出るなど高血圧が続いていたが、帰宅後は最高130を超えたことがない。

退院する時、助産師さんに、NICUに毎日来たいと思うが入院も長かったので、なるべく外出を控えること、外出も1人ではしないようにと言われる。

実際、妊娠3ヶ月から切迫流産で自宅安静、その後完全破水で安静、そして入院、と6ヶ月にわたって1日23時間はベッドにいる生活を送ってきたので、体力が戻るのに時間がかかった。。

退院後に初めて夫と病院に子ども面会に行ったら、次の日筋肉痛になったほど。。

わが子は誕生後、未熟児動脈管開存症と診断され、薬を投与されていた。腎臓に負担をかける薬だという。わが子は、1つの腎臓しか機能していないという疾患があるため、 心配。。初めは、もしかしたら手術が必要かも知らないと言われたが、薬を数日投与した結果、解決した(のだと思う。その後、なにも言われなかっまので)

ちなみに、退院後、3日後、初めて無理をおして子どもの面会に行ったら、看護師さんにやんわりと面会に来なかったことを責められる。産科は妊婦を大事にし、NICUでは赤ちゃんを大事にするんだと感じた。

6月8日、主治医に性別を教えてもらう。停留精巣で性別が決まらず、提出てまできていなかった出生届を出す。

6月10日、生後15日目で、初めてわが子を抱っこする。

わが子は、ちょうど新しい呼吸器に変わった時で、初めは苦しそうにしていたが、だんだん、ほえ〜というような表情になって、本当に嬉しかった。。

この呼吸器は苦しすぎたようで、その後、しばらくより酸素を送れるマスクに変わっていた。このマスクが苦しそうで、見ているのがつらかった。

6月20日、はじめてのカンガルーケア。30分ほど抱っこ。

わたしが勘違いして?キャミソールをきたままだったのだけど、小さな小さな手が、キャミソールの上にちょこんと出て、わたしの胸を直接触っているのをみて、涙があふれた。その手が、かわいくて、かわいくて、しかたがなかった、、

6月26日、抱っこしたとき、はじめて、わが子が目を開けているのを見る!くりっとしててかわいらしいお目目!

ちなみに、わたしの退院後2週間は、月水金土にのみ面会に行っていた。退院後3週間目からは、わたしは週7日通っている。夫は、平日1日+土曜日か、平日行けなかった週は土日のみなど。

まとまりなく書いてしまったけど、とにかく、生まれた時は、夥しい数の管につながれ、見るのがつらかったけど、どんどん管もとれていき、どんどん身体も大きくなっていく、わが子を見て、赤ちゃんってすごい!!!と知った2020年6月でした。

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