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毒親に傷つけられた人生だけでは終わりたくない

私は人生50年毒父・毒母に植え付けられた心の傷はいっぱいあります。
正直恨みと恐怖で心が張り裂けそうです。
毒親からの虐待で人間不信になってしまったし、統合失調症とうつ病にもなってしまいましたからね。

でも私の人生は毒父・毒母の不満やストレスのはけ口ではないし、人生のやり直しの道具でもないし、たまたま精子と卵子がくっついて、その家に生まれさせられただけ。

五体満足に産んで金を掛けて短大まで出してやって育ててもらって感謝しろ!なんて恩着せがましい言葉を平気で吐く毒親ですけれども。
自分たちの快楽と世間体で生み出した結果の子どもなんだから、成人するまで責任もって育てて当たり前なんです。
私も夫も娘に一度たりともそんな言葉吐いたことありません。

自分の命は自分の一生は自分のものです。
小さな子どもの時は毒親のものだったかもしれないけれど、成人したらちがいます。
自分が統合失調症になってしまったことを、間違った子育てをされて人間関係が構築できず、人生生きづらくなってしまったことを、いつまでも毒親のせいにはしたくないです。

私はすごく冷たくて薄情な娘なのかもしれないけれど、成人したら、毒親なんて捨てていいと思っています。
だって毒親の介護要員の為に、私は生まれさせられてきたのではないのですから。
親孝行、親の面倒は、親に強制されてするものではなくて、愛されて普通に育てられた子どもが、自主的に親への恩を感じてするものです。
年老いた親を老人介護施設に入れることも、お互いが潰れないように、充分親孝行だと思います。

成人したら、毒親からはしっかり自立して、自分の責任で、自分で選択して、自分の人生を生きていったらいいんだと思います。
私の人生と親の人生は別物です。
子どもは親の分身ではありません。
毒親の言いなりに生きる必要は無いし、親が叶えられなかった夢のために、毒親の人生の身代わりになる必要もありません。

私は人生もう50年が経ってしまったけれど、ずっと毒親に支配されてきたけれど、これからだって生き直しはできるし、自分が毒母、毒婆にならないために、いつも毒親との関係を振り返って、子供に虐待を連鎖させない人生を、自分が最期まで、自分らしく生きられる人生を歩んでいきたいと思います。





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