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やってみます! 「かじとりゲームのカードを作ってみよ〜」ミニワークあるかも(?)オンラインイベント(5/9)。

 こんにちは! 今日は「かじとりゲーム」についての続報とちょっとした告知を。

 3月半ばにnoteに投稿した「かじとりゲーム」は、思いがけずたくさんの方に話題にしていただき、家族もビックリしております。
 休校中でなかなか世の中との接点を持てない息子(4月で小3になりました)もうれしそうで、ちょっと誇らしげです。 
「ほら、スペインの子どもたちも、かじとりゲーム、やってみたんだって!」と伝えると、「スペインってどこ! 北海道より遠い?!」と興奮し出したので、学習机の隅っこに追いやられていた地球儀を引っ張り出して説明した次第です。

 あらためて。しみじみ感じるのは、このコロナという「全世界が同時に直面している大問題」は、家庭内の家事協力問題という超ミクロなテーマまで、国境を越えて共有できる状況を生んでいるのだということ。
 コロナは早く終息してほしいですが、この期間に私たちが共有できたテーマはずっと大切に抱えていきたいなぁと感じます。
 
 反響の経緯については、noteさんが公式記事で素晴らしく紹介してくださったので、よかったらこちらをご覧ください^^(まさか私がnoteの中の人たちから取材を受けてしまうなんてビックリ事件でした)。



 かじとりゲーム、わが家でもゆるく続いてまして(決して「毎日」ではない。ここ、リアルです^^)、回を重ねるごとにちょっとずつ増えていったカードの数も21枚に! 最近では「うれしい貯金」と組み合わせるというインセンティブの仕組みもできました。

 「うれしい貯金」って……何? 

 誰も知らないはずです。そう、これもわが家独自の貯金システムでして。「なんでもいいから、“うれしいこと”があった時に、それぞれのポケットマネーから小銭を入れる。金額は自由」というもの。
「ずっと気になっていたクローゼットの整理がちょっと進んでうれしかったから100円!」
「ドリルが1冊終わったから10円!」
「ズボンのポケットから3円出てきたから3円!」
みたいなノリです。
 息子も自分で持っているお金(お年玉やお小遣いから貯めています)から、微々たる金額ながら時々入れていました。
 これはみんなの貯金なので、お金がたまったら「家族の楽しみのために使う」と決めています。

 うれしいことがあったらお金がたまって、家族がさらに楽しい時間を過ごすために使う。

 そんな仕組みで試している家族プロジェクトの一つです。かじとりゲームと同じく、即興の思いつきから始まったシステムなので、あまりにもストレート過ぎるネーミングが定着してしまい、お金を入れる貯金箱はこれ。

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 たまたま捨てる前に台所に置いていたガムの容器(笑)。しかし、パッと手に取って採用しただけのこのガム容器には、思わぬ機能性が!! 超優れていてオススメなので、「うれしい貯金」にまつわるささやかな物語も含めて、またnoteでまとめたいと思います!(^^)。

 で、この「うれしい貯金」を、「かじとりゲーム」ができた時の“家族のご褒美“にチャリンチャリン♪ としてみると、またまた楽しくなりました。
 あらかじめ30分、1時間など制限時間を決めて、「その時間内に家族で協力して達成したかじとりカードの枚数」×10円をチャリンチャリン♪(例えば、5枚なら50円。お財布に余裕がある時は、単価を上げて100円にすればなんと500円!)。
 「おー、たまったね〜! そろそろスイッチのソフト買えるんじゃない〜? それとも、キャンプ道具、買っちゃう〜?」と盛り上がります。

 これ、家事参加のインセンティブを「息子のお小遣いにはしない」というのが、私なりのこだわりです。
 あくまで、「家族全員の豊かさや楽しみ」につながる貯金にしたいのです。

 以上、わが家の「かじとりゲーム」の最新レポートでした。

 もちろん、これはあくまで一例ですから、どうぞ皆さん、お好きなようにアレンジしてください! 実際、noteで発見するだけでもいろんなアレンジ例があってうれしい😊です。 大切にしたい価値観って、家庭によってそれぞれ違うはずで、その”らしさ“みたいなものを活かせるのが、このゲームのよさじゃないかなと思っています。

 いろんな家庭の中で、多様なかじとりゲームが広がるといいなぁ! 

 とワクワクを募らせていましたら、素敵な機会にお声掛けいただきました。

 かじとりゲームに興味を持ってくださった現役の小学校教師・二川佳祐さんが主宰する学びのコミュニティ「BeYond Labo」で、5月9日(土)の朝(今週末だ!)、オンラインイベントを開催してくださることに。

 えー! 小学校の先生から「かじとりゲーム」を評価していただけるなんて。二川さんは「教室でも活用してみることも考えられそうです」ともおっしゃってくださっていて、教育の視点からどう注目してくださっているのか、私もぜひ聞いてみたいところです。

 そして。かじとりゲームについてイベントでお話するのは初めてなので、せっかくなので…「かじとりゲームのカードを作ってみよ〜!」といったプチワークもやってみようかなぁと思っています。
 お一人で参加でもよし。もし近くにたまたまお子さんがいたら、一緒に手と口を動かすのもよし(自宅で参加できるオンラインイベントならではの良さですよね)。時間はそれほどとれないので、サクッとバージョンのワークになるとは思いますが、よかったら試してみてください^^
 「BeYond Labo」は普段は吉祥寺を拠点に開催されていますが、今回はオンラインなので、全国どこからでもご参加が可能です! イベントでは、私が日頃の取材活動で感じてきた子育てについてのお話もさせていただきます(著作『新しい子育て』『子育て経営学』は、主に40代以下の男性リーダーたちの子育てについてのインタビュー集です)。


 主宰の二川さんから伺って感動したのは、今回のイベントチケットには、吉祥寺の飲食店や医療従事者を支援するチャリティの仕組みも導入されていること。
 チケット代金の一部が、営業縮小している飲食店のテイクアウト購入に使用され、近隣の医療施設に美味しい食事が寄付されるそうです(イメージ図をいただきました↓)。

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 吉祥寺という街を応援したい方にも、ご参加いただきたいです。
 (こういった新たな仕組みの導入もあって、正式告知は本日からになりました!)

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 上の写真は、本日(2020年5月6日)の朝、息子と早起きして「1時間限定」でやり切ったかじとりカードです。計7枚! チャリンチャリン!
「明日の朝ごはんを作る」は「今日の朝ごはんを作る」に変更し、一緒にフレンチトーストを焼いたので、終わった頃にはご飯も完成。達成感を味わいながら、お腹も満たせる。なかなかいい休日の朝の過ごし方でした。

 ちなみにサムネイルに使った写真は、この連休中に息子が焼いてくれた(…というか、型を作るところだけノリノリでやってくれて、あとは丸投げ)クッキーです。かじとりゲームの効果で台所に立つのも以前より慣れてきた様子で、「よしよし」と母は見守っております。

 ではでは、イベントにご参加いただける方は、今週土曜日にお会いできるのを楽しみにしています^^!

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