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全国転勤の闇

私は、全国転勤ありの職場で3年目になります。神奈川で2年間働き、この春から青森に異動となりました。

就活していた頃は、気にする余裕もなかった全国転勤ありの職場。当時は「色んなところで働けるなら楽しそうだな〜」なんて考えていましたが、将来設計が壊滅的な点を考えると転職の言葉が浮かびます。

今回は、全国転勤の闇と称して私が3年のうちに感じた全国転勤のデメリット2つを紹介したいと思います。



・お金が貯まらない

まず最初に全国転勤はお金が貯まりません。これは勤めている企業によると思いますが、移動費用が立て替えの会社、中には自費で引っ越しをしなくてはいけない企業もあるそうです。

オフシーズンなら安く済む引っ越しも、3月の繁忙期に重なる場合は地獄です。

私は引っ越し業者が最も繁忙期の3〜4月に引っ越しをしましたが、30万かかりました。この費用は立て替えでの支払いになるので、一時的に私が30万円負担しています。

そして異動先が僻地の場合は、車も必要になります。この車がリース(車のサブスク)で月2万円程度かかるわけです。引っ越しでお金もないのに車を用意しなくてはいけない辛さ・・・・・・春から青森に来て痛感しています。

そして数年後には、また引っ越しをしなくてはいけません。このループを何度も繰り返さなくてはいけないと思うと本当に辛いです。


・結婚の難易度が高すぎる

全国転勤で一番悩んだ部分がこれです。

職場によると思いますが2〜3年で異動する場合、彼女が仮にできたとしても遠距離恋愛を見据えなくてはいけません。ちなみに現在の私は遠距離恋愛中です。

1個目の理由でお金が貯まらないことについて触れましたが、そこから派生して結婚の難易度も上がります。

たまにするデートも新幹線代で3万円かかり、それにホテル代等加わるとなると、月の給料がほとんど飛びます。貯金がなかなかできず、同棲の資金も貯めづらい。仮に結婚できたとしても、いずれは単身赴任。こんな生活が見えているなら、結婚に希望を持てません。

私の職場には独身男性がゴロゴロいます。ただ異動して仕事をこなして家に帰宅。そんな上司の話を聞きながら将来の自分を見ているようでうんざりしました。

全国転勤ありの職場にとって、将来設計なんてあってないようなものです。


お金が貯まりづらいと結婚がしづらいの2コンボで十分闇ですが、全国転勤のいいところもあります。

この仕事に就いていなかったら絶対に行かなかった場所や人との出会いは長い人生を生きる上で、1つの財産になっていると思います。

しかし、それを凌駕する全国転勤の闇。就活はもっとしっかり選んでおけばよかったと度々後悔します。

それでも明日は仕事です。ああ、社会人はしんどい。

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