Miyamoon

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Information Design/ Creative Coding / IT consulting ムサビ通信デザイン情報学科に在学中 「ソーシャルデザイン」と「データビジュアライゼーション」と「メディアアート」の狭間

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  • 造形ワークブック

    造形制作のメイキングを中心にデザインやメディアアートについて綴ってます。

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    Xデザイン学校のリフレクションや関連イベントのレビュー

最近の記事

過疎地域のバウンダリーオブジェクトを妄想してみた

昨年度より参加していたXデザイン学校リーダーコースでは、個人テーマに授業で得た学びを反映させて最終発表を行います。今回、私は「市民のデータ主権と過疎再生のデザイン」をテーマにチョイスしました。個人的な関心領域である「ソーシャルデザインとデータビジュアライゼーションの関係性」を紐解く題材として、興味深いトピックだと捉えています。 「DAOによる過疎コミュニティの活性化と住民の活動により生まれるローカルデータの名産品化が出来ないか」。この問いに辿り着いたのが学びの成果と言えます

    • Xデザインでの学び - #12 サービスデザインとビジネスデザイン -

      Xデザインリーダーコースもついに最終回。今回のお題は 「サービスデザインとビジネスデザイン」でした。Xデザインでは最終回に成果発表というものがあり、私は「過疎復興のデザイン」というテーマで発表したのですが、その話はまた別途。 UXデザインとユーザビリティ/ユニバーサルデザイン UXデザインとユーザビリティ/ユニバーサルデザインの違いは何か。このあたりは山崎先生の著書である「人間中心設計入門」に書かれているようです。「うれしい体験」と「苦い体験」に対するデザイン的な解決とい

      • Xデザインでの学び - #11 組織デザインとデザイン文化 -

        Xデザイン第11回では「組織デザインとデザイン文化」です。第7回でもデザイン組織について学びましたが、こちらはデザインの力を活かす為の企業変革という側面が中心的議題でした。 創造的な組織文化を作ることが重要 アントレプレナーシップで議論されるような話、例えば「エフェクチュエーション」のような行動原則を取り入れたとしても、ビジョンやアイデアだけでは乗り越えられない壁が多くの企業には存在しています。実際、個人として優れていても、日本では出る杭は打たれますよね。大企業のスピンア

        • Xデザインでの学び - #10 新規ビジネス開発とアート思考 -

          Xデザイン第10回では「新規ビジネス開発とアート思考」をテーマに「アート思考」「エフェクチュエーション」「ブリコラージュ」「リフレーム」「逆転の発想」について学びます。また講義の後半はリフレームの発想法をベースとしたアイディエーションと銀紙を使った作品制作でした。かなりタイトなワークショップでしたが、時間的制約が逆に良かったのかむしろ思考の取捨選択が上手く行った気がします。引き算は大事ですよね。 アートもデザインも共通の社会課題認識に根ざす アートもデザイン同様、社会問題

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          Xデザインでの学び - ビジョンとパーパス -

          Xデザイン第9回からは山崎先生となり、「ビジョンとパーパス」をテーマとした講義でした。パーパスは最近よく耳にする新しい経営概念という認識程度だったのですが、ビジョンとの対比も含め詳しく知ることができました。個人的には大きな学びが2点でした。 ・ビジョン vs パーパス : 一人称 vs 三人称 ・パーパスはアップデートされていく ビジョンについては日頃から「ビジョン・ミッション・バリュー」と呪文のように唱えているので馴染み深い概念です。これは、「今」や「自分」を起点とした

          Xデザインでの学び - ビジョンとパーパス -

          Xデザインでワークショップのデザインを学んでみた

          Xデザイン第8回のテーマはワークショップのデザイン。サービスデザインの経験がある人なら、ワークショップの苦い経験が少なからずあるのではないでしょうか。 「上出来」、「そこそこ」、「失敗」するワークショップの成否を分けるKSFは何なのか。講義ではそもそもワークショップとは何かという説明から始まり、「意思決定と合意形成」「想像と学び」「実践上の留意点」「ワークショップの設計」といったトピックや視点で解説が進みます。 アイディエーションのバイアス まず最初に共感したのは、アイ

          Xデザインでワークショップのデザインを学んでみた

          「ここちよい近さがまちを変える」を読んで無形コモンズを考える

          近接とコミュニティ 「ここちよい近さがまちを変える」のテーマは都市コミュニティのソーシャルイノベーションです。”近接”という概念を軸に、物理空間とデジタル空間のハイブリッドによるコミュニティの在り方について新たな視座を与えてくれます。ミラノやバルセロナでの先進事例の紹介も交えながらディープで骨太な議論が展開されます(巻末には著者が直接関わる日本での事例も掲載されています)。 「コミュニティはデザインできない。それは数々の出来事から創発されるもの」。人と人との関わり合いは重

          「ここちよい近さがまちを変える」を読んで無形コモンズを考える

          Xデザインで デザインプランニングを学んでみた

          Xデザインリーダーコースの「チーム」に焦点を当てた学びは前回までで一旦完了しました。第4回目からは「デザイン」を主題としたマネジメントに関する学びが始まります。初回「デザインプランニング」は、デザインプロジェクトにおけるゴール設定とプロセス設計の解像度を上げることを目的とした、ワークも絡めた講義です。 1回目から3回目までの感想はこちら。 まず数あるデザインに関する思考フレームワークの中から代表的なものを把握し、「与件からの要件化」プロセスの理解を経て、最後に模擬プロジェ

          Xデザインで デザインプランニングを学んでみた

          Xデザインで チームマネジメントを学んでみた

          最近はコンサルティングの仕事でサービスデザインを設計・実践しています。DX領域の案件だとプラットフォーム設計の要望が多くなっている印象があります。ユーザー主体の検討手法からアイデアを引き出す手法は、古典的なコンサルワークでも有効だと思われるし、特にデジタル領域だと良いUXデザインはこれからの新サービス立ち上げにおいて必須条件ではないでしょうか。 そんな中、自分が開催したサービスデザインのワークショップは悪くなく、むしろ上々の評価が得られたのですが、どうも腑に落ちない。珍しい

          Xデザインで チームマネジメントを学んでみた