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ジョージアという国に約2か月住んでみた ~首都トビリシ編~

1つ目の記事で、ジョージアについてご紹介したのですが、実際に住んでみた感想をリアルに綴っていきます。
トビリシには、2024年5月10日~6月20日まで、計3つのお宿で暮らしていました。

良い意味で首都感がない

首都というと、私は勝手に大都会をイメージしていたのですが、基本建物に"廃墟感"が漂っています。
こう言うとやな感じだな、エイジング感が出ています。
らくがきが多いことも相まってギャングが住んでいそうな雰囲気があります。
雰囲気だけね。

DONOから家に歩いて帰った時に見た景色

とにかく治安がいい

先ほどは、物騒なんじゃないかと思わせることを言いましたが、とにかく治安がいいです。

大通りは夜中でも、「え、レースでもしてる?」というくらい超高速で車が走ってるし、日本の友だちと電話していたら、「クラクションうるさ」と言われるほどの賑やかな交通事情ですが、なぜか治安はよいのです。(どゆこと)
それが、穏やかな国民性故なのか何かはわかりませんが、暴動が起っていたり、交通事故が起こっていたりする現場は見たことがありませんでした。(ジョージア七不思議のひとつ)
ですので、治安の面では結構安心して住めると思います。

レース会場(家の前の大通り)


犬について

ジョージアを語る上で、犬に触れずにはいられません。
2か月滞在されていた山Pさんも、犬なでなで動画を上げておられましたが、日本との大きな違いはこちらです。
ジョージアはとにかく犬と共存している国、国全体で犬を育てているという、とんでもない犬大国です。
私は実家で"ワンチャイ"という名の犬を飼っていますが、野犬に対して若干の怯えがありました。
しかし、ジョージアの犬は賢いのです。
人に吠えたり噛んだりしているのは見たことがなかったし、横断歩道もちゃんと赤信号で待って青信号になったら渡ります。
「実は犬のふりした人なのか」と何度か思ったこともありました。
そして、本当に道もお店も全て家だと思っているようで、至る所で寝ています。

キュートである


こちらが「おじゃまさせてもらっています」という気持ちになるほどに。
また、道には犬のふんが散在しているので、毎日飛び石を進んでいくかのようなアスレチック感覚で生活させてくれます。

サメバ大聖堂にて
犬「よく来たな人間」


物価について

物価が安いというイメージで行ったのですが、カフェや輸入食品などは普通に日本並みの値段。
え、やめて高い…
しかし、野菜・水・パン・お酒は安いです。
500mlの水で30円くらい。
パンについては"ショティ"という、窯で焼かれるドデカいパンが安くてめちゃめちゃおいしいです!

大量の焼きたてショティ


若干ハードで塩味が効いてて中は若干しっとり。
ぜひ食べていただきたい。
ショティを小脇に挟んで歩いている方が多いのも納得です。

スーパーの中にショティ釜


1か月の滞在費

私は滞在中は全部Airbnbで宿を手配し、1ヶ月間2つの宿で生活しました。
5月10日~6月8日までの宿泊代は105,833円でした。

1つ目のお宿の部屋はこんな感じで、この部屋の隣に湯船ありのバスルーム、洗濯機と乾燥機は他の部屋の方と共用で無料。(約2500/泊)

一生渡辺直美とジャルジャルのYouTube見てた
(敬称略)

二つ目のお宿は、フルキッチン(コンロ4口)、洗濯機付きの広いお部屋でした。
この部屋にダブルベッドと、机と椅子がまだ別にあります。
お風呂はシャワーのみ。(約3900円/泊)

1人で住む家ではない

またどちらも地下鉄やバス停に近く、スーパーがあり立地も良かったです。
その他、食費・交通費・交際費など合わせて、52,983円でした。
自炊が多かったですが、外食もしてたし、お出かけもしました!
滞在費としては計158,816円でした!

おまけ
6月9日〜6月20日の間は、フルキッチン、シャワーの真横にトイレ、シングルベッド2個で、旧市街の方面のお宿で滞在していました。(約2890円/泊)

ここもまた広い

まとめ

滞在中はやいやい言ってましたが、離れてみると住みよかったのかなと思います。
にこやかな店員さんもいることろにはいたし、Yandexに乗って現金がなくて運転手のおじいさんにキレられているときも、助けに来てくれた若者がいたし良いこともありました。
物欲大魔神だった私は、物の価値について考える良い機会になりました。
物欲がなくなって節約できたことはありがたき思い出。


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