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45日目 中国と写真と観光地

人は観光地では写真を撮るものだ。スマートフォンやSNSの普及によって、人が写真を撮影する動機は以前よりも強くなった。それは、日本人も中国人も例外ではなく、観光地へ行けば沢山の人たちが思い思いにベストポジション、映える構図、いいねを獲得できそうなシチュエーションを探している。

そこで気づくのは、日本人と中国人で少し写真に対するアプローチが違うということだ。もちろん個人差はあるのだろうが、傾向としてみた場合、日本の人は写真を撮影する際、景色、風景、物体を中心におき自分はその構成要素として映ろうとする。一方中国の人は、風景の中心に自分をドんと置き、自分中心で映ろうとする。これはどちらが良い悪いではなく、両者の傾向の違いでありとても面白い。

それは料理の写真でも顕著で、SNSを眺めると、料理が中心の日本人のSNS発信に対して、料理を楽しんでいる自分が中心の中国人という違いがみえてくる。

写真の撮り方一つとってみても、国民性の違いがみえてとても興味深い。

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