４７日目 中国と投資と子供

中国の人はお金儲けが大好きだ。そして日本人のような一種のお金儲けに対する後ろめたさのような迷いが一切ない。

中国で投資といえば、不動産、株式、投資信託等がメジャーだが、中国の親にとって子供の教育というのも主要な投資の一つだ。

生まれたときからが学前教育、習い事、塾（今は建前としては禁止になっているが、存在はする）と子育てに巨額を投じて我が子を一流の学校に入れ、一流の企業に就職させることを親は一種の投資と考えている。

その投資が実を結ぶかどうかは子供が大人になってみないとわからないことだが、一つ確実に言えるのはその投資のリターンは年々下がっているということ。

子供の教育でさえ投資とリターンで考える親が少なからず存在するという意味で、中国は日本以上に学歴社会であり資本主義の国だと言える。