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知的障害の我が子の中学校進路説明会ざっくり内容

中学校・支援学級の進路説明会
ざっくりと…

市内の知的障害のある中学生のほとんどは中学卒業後、特別支援学校に通っている。

特別支援学校は、どの学校も自力通学が必須の条件になる。
(親が送る場合ももちろんあるけれど、毎日のこととなるので今からの練習が必要。)

特別支援学校の専門学科や職業コースのある高校は、受験の際には国語・算数・理科・社会の筆記テストあり。→小学3~4年程度の学力がいる
その他、運動・作業のテストや面接がある。

高等学校・サポート校・専門学校への進学もある。
しかし支援学級の場合、通知表がないので評点がなしの状態で受験。(この時点でハンディがあるという事。)
中3での実力テストを受けてから受験するしないを決める。


もちろん特別支援学校には通わずに就職の子もいる。
福祉就労の場合も実習(マッチング)して、双方の合意で就労。
自立訓練事業所で就労に向けての態度とスキルを身に着けてからの方がよいだろう。

<注意>進学の際に療育手帳の更新月によって、手続きが変わる場合もあるので更新月を確認しておく。

<タイムスケジュール的な事>
中1~2年は、情報収集。
中3年、5月ぐらいから
・就労の場合は体験申込。
・進学の場合も説明会や体験に参加から始まっていく。

<行事的な事>
支援学級でも産業現場実習を行う。
中3 10月~11月ぐらい 1週間程度 
   今年度は、お隣の市の自立支援施設


ここからは、感想…
だいたいは耳にしていた事の説明でした。
障害程度の差でだいぶ受け取る感覚が違うだろうなぁ~と思ったりします。
我が家の場合は、専門学科などがある特別支援学校には手が届かないだろうな…と思うぐらいの学力です。
ただ、専門学科の特別支援学校が昔見学した際に特別良い学校とも思わなかったので、これも選ぶ保護者・子どもによって感覚が違うかもしれません。
就労のことも考えると企業就労が良いのか?福祉就労がいいのか?でも変わる。だけれども、仕事の内容として考えると企業就労でもA型でもB型でも似通った仕事内容が多いという事もある。そう考えるとその子にあったペースで働けるというのは、ポイントになってくるかな?とも思う。
そして、企業就労や福祉就労だけが働く方法とも限らない世の中になっていると思うので、あまり将来こうしたい!を考えすぎないのも重要だと思う。
そう考えると進学先を考える際に、障害のある子のバリエーションが少ないな…とも思う。
我が家の場合、子どもが「働きたい」と言う時があるので、とりあえず「働くってなに?」からになりそう。ムズイ…。だけど、だからこそ進路の幅を広く見せていって、自分で選ぶが出来るんじゃないかな?とも思ったりする。だって、それで選んだ先は自分の経験になるから…。
…というわけで、ちょっくら面白い夏を過ごしたいと思う。

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