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寂しがり屋な性格とADHD

私にはいつも根底に、寂しいという感情がある。
漠然とした寂しさであり、辛く、何をしようと消えない。

そしてさらにこの寂しさによって、誰かに会いに行くということも中々できない。
面倒くさいのだ。
いざ誰かに会うとなると面倒くさい。
誰かと話すのは、気を使うから面倒くさい。
そんな矛盾をいつも抱えている。

この性格は私の性分で、この矛盾のある性格はどうしようもないものだと思っていた。
どうすればよいか誰かに相談することもない。
寂しがり屋なことはあまり知られたくないし、面倒くさいやつだとも思われたくない。

でも、ADHDの薬であるコンサータを飲んで、自分の性格だと思っていたこの寂しがり屋のくせに人に会いたくない。は、違うのだとわかった。

寂しがり屋なことは、残念ながら間違いない。
これは間違いなく性分のようだ。
でも人に会いたくない。という部分は違った。
コンサータを飲むとノルアドレナリンが増えて積極性が増す。
それによってか別の神経伝達物質のせいか、
誰かと話したい。誰かと一緒にいたい。誰かに会いたい。
という感情が湧いてくるようになった。

人間って不思議だと思う。
薬で増やした神経伝達物質なんかによって、性格まで変わったように思えてしまうから。

果たして神経伝達物質を増やされたことによって出来上がった私が本当の私なのか。
それとも少ない神経伝達物質によって構成された私が私なのか。

自分で自分がわからないよ〜〜と思う今日この頃。

コンサータを飲んだ自分の好きなところがたくさんできましたが、
私の身近な人は飲んでいないはちゃめちゃな私が面白くて好き。という人もいます。

複雑な気持ちです。

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