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「図書館」

静寂が物体化したかのような館内
心は正反対に
ワクワクドキドキする

色褪せてるけれど
カラフルな表紙の絵本
目に入ったと同時に
手に取って

開いたその瞬間から
大人であることなんて忘れて
懐かしさやもどかしさに浸る
絵本コーナーの
タイムスリップ
ともすれば涙が出そうな
懐かしい再会を果たす

忘れていた記憶の輪郭
背表紙と一緒に引きだして

童心に帰れる
秘密基地のような
図書館に心躍らせり


大体月1ペースで図書館へ行きます。

本が好きですが同じくらい絵本も好きで子供を連れて絵本コーナーへ行くときは子供以上に楽しむ私。

先日、「となりのせきのますだくん」という絵本と再会しました。

ご存知でしょうか?

怪獣(に見える)の男の子と女の子が表紙の小学校低学年向けの絵本です。

この怪獣の子が女の子より大きく少し不気味に絵がかれていて子供ながらに怖かったのを覚えています。

娘に見せてみたけれど年長さんにはあまり響かないみたいでした。
私がパラパラ眺めたのみになりましたがいつか読んでもらえたら嬉しいな。


図書館は静かでシーンとしていますが懐かしい本との再会や新しい本との出会いがいつもあって心はとても賑やかになります。

私にとって図書館は近所の秘密基地で遊ぶようなイメージでいつもワクワクさせてくれる場所なのです。

今回はそんな図書館の詩でした。

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