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会話がうまいひとは聞き上手

こんにちは。 春ですね (*^-^*)
通勤途中にまだスーツが板についていない若いコを見かけるたびに、
ガンバレ!と応援したい気持ちになっています。
OL生活17年目のMIYAKOです。
 
学生から社会人になることは
人生でもトップクラスの大きな変化ですよね。
 
自分が新人だったころを思い出してみたのですが、
会社にいるあいだ、ずっと緊張していて、たいして仕事をしていないのに
ドッと疲れていました。
学生時代とまったく違う世界にはいって、知らないことの多さにおどろいたり、
要領よく仕事をこなせない自分にがっかりしたり。
精神的にめっちゃキツかったです。
 
わたしが新人時代にいちばん苦労したことは
『ちがう立場の人との会話』 
でした。
 
年代がちがうと圧倒的に話題が合わない。
おじさま上司とどんな話をすればよいのか…。
女性でもすごく仕事のできる独身の先輩とか、結婚している方、
ワーママさん、パート社員さん。
 
ひとみしりで、仲のいいひと以外との会話をなるべく避けて
生きてきたので、毎日ほんとうに苦痛でした。
 
今回は職場の人間関係にかぎらず、パートナーやお友だちなど
だれと会話するときでも使える聞き上手のポイントをおつたえします。
 

相手の話を聞くことがたいせつ


ちがう立場の人と会話するときは
ちょっと自分の話はしづらいですよね。
 
たとえば、好きな音楽の話をして、「なにそれ?しらない」
と言われてしまい会話がおわってしまう。
こんな経験だれにでもあるんじゃないでしょうか。
 
会話がつづかない気まずさがツラすぎる。
勇気をだして話したのに会話にノッてくれなかったことも悲しい。
もう会話なんてしたくないって思ってしまいますよね。
 
話題豊富に話をするのはかなり難易度が高いので、
聞き上手になることに徹してみましょう。
 
聞き上手さんは実はとっても需要があるんです!
 

人間はみんな自分の話をきいてもらいたいものです。
 
自分に興味をもってもらいたい。
認めてもらいたい。
尊敬されたい。
自分は重要な存在であると思われたい。
 
話をおもしろそうに聞いてリアクションを返していると
相手は楽しそうに聞いてくれていることがうれしくなって
どんどん話してくれるのです。
 

 ポイント① バックトラッキング


バックトラッキングとは相手の言ったことをそのまま言い返す
「オウム返し」のことで、3つの方法があります。
 
 ・相手の話した「事実」を返す
 
A「先週末はこどもの小学校の運動会だったんだよ。」
B「お子さんの運動会だったんですね。」
 
     
 ・相手の話した「感情」を返す
 
A「息子が徒競走で1等になってぼくも鼻がたかいよ。」
B「それは鼻がたかいですね。」
 
相手が感情を表すことばを使っていない場合でも、
相手の感情をあらわす言葉をくみとって伝えることもできます
 
A「徹夜で勉強したのに、勉強したとこテストに出なかったんだ。」
B「それはめっちゃ悔しいね。」
     
 
 ・相手の話を要約して返す
 
A「朝5時から場所とりの行列にならんで、
保護者リレーの選手になったから久しぶりに全力疾走したよ。
おまけにPTAの写真係だったから休むヒマもなくてもうクタクタだよ。」
 
B「1日中みんなのために大活躍だったんですね。」
 
 
この方法をつかうと、相手の気もちをよく理解していること、
共感していることが相手にちゃんと伝わるんです。
気持ちを理解して受け入れてもらえると、うれしいですよね。
 

 ポイント② ペーシング


相手の話し方や状態、呼吸などを合わせて話をきく方法です。
 
話し方のペーシングでは
声の調子や話す速さ、声の大きさ、音の高低、リズムなどを合わせます。
相手の状態にペーシングするときは、
表情、明るさ・暗さ、感情の起伏などにあわせます。
 
元気に楽しそうに話す相手にはこちらも楽しそうに、
落ち込んでいてゆっくり真剣に話す相手には
こちらも真剣なようすで聞きましょう。
 
ペーシングができていると、聞き手と話し手の中に一体感がうまれます。
すると相手は心地よく話ができ、自分は受け入れられていると感じます。
 
 
逆にペーシングができていないと話す側が心地よく話ができなくなってしまい
話す意欲を失くしてしまうこともあります。
 
すごくうれしかった話をしているのに
相手につまらなさそうにされたら心折れますよね。
ニコニコしながら聞いてくれると、もっと話したくなりますよね。
 

さいごに

 
聞き上手になれば、自分が話をしなくても相手が話をしてくれるので
案外カンタンに会話をつなげることができます。
 
わたしは仕事でお客さまとお話するときは、
バックトラッキング&ペーシングを多用しています。
地元密着型の会社なので、お客さまは
地元のおじさま・おばさま&おじいさま・おばあさま。
みなさん楽しそうにたくさんお話してくれます。
話が長くなりすぎて困ったときは、あえてペースをずらしてみたり …。
 
家庭では、平日は忙しくて夫との会話は家事をしながらになってしまうけど
なるべく休日はじっくり会話するように気をつけています。
なるべく、ね。
 
よい関係を築くために大切なのは
相手をよく観察して理解することです。
 
ぜひ毎日のちょっとした会話の中でとり入れてみてくださいね。

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