オンライン日本語教師のはじめかた　【初月30万円達成した私が教える】

ミヤコ

2024年6月15日 14:40

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プラットフォームに登録すべき？自分で人を集めるべき？

まず、オンライン日本語教師になる際に考えるべきは、プラットフォームに登録するか、自分で学生を集めるかということです。

私はオンライン日本語教師をはじめてする方には、プラットフォームを通じて始めることを強くお勧めします。

理由は以下の通りです。

プラットフォームを利用すると、多少の手数料がかかりますが、その代わりに宣伝・集客・スケジュール調整などを全て任せることができます。

私は過去にオンラインで英語を教えおうと自分で集客から宣伝まで全てを試みて挫折した経験があります。

その時は、YouTubeやブログ、Facebookなどで集客を試みましたが、成果が出ないまま数ヶ月が経過し、結局オンラインで教えること自体を諦めてしまいました。

オンライン日本語教師としての仕事は、学習者が「この先生から日本語を習いたい」と思って初めて成り立ちます。

求人募集サイトに登録すれば、手数料を払うだけで宣伝・集客・スケジュール調整をしてもらえるため、自分のみの力でするようりも遥かにスムーズに学生を獲得できます。

手数料を節約するために自力で集客を試みて失敗すると、いつまでたっても日本語教師を始められません。

オンライン教師は比較的誰でも始めやすい職業ですが、競争が激しいため、実績を積むことが重要です。

特に未経験者は、早く働き始めて実績を積み上げ、自信をつけることが大切です。

ある程度の経験を積んだ後に独立して集客に挑戦しても遅くありません。

スピード感を持って、思い立ったらすぐに行動することが成功への鍵です。

おすすめのプラットフォームは？

私がおすすめするオンラインプラットフォームは、大手の２大プラットフォームである、italki(アイトーキ)とPreply(プレプリー)です。

もともと手数料のより安いitalkiをおすすめしていたし、実際に私も一番はじめにオンライン日本語教師になったときに利用したのはitalkiです。

でも、最近は人気すぎて「新規の日本語教師募集」が常に"Close"となっていることが多いです…。

（最新の募集状況はこのページから確認できます）

なので、まずはitalkiの日本語教師を募集しているかを確認してみて、空いていなかったらひとまずPreplyで登録しましょう。

Preplyはいまのところ特に新規登録に上限がないので、いつでも申し込めるはずです。

プロフィールの登録内容など、どちらのサイトも似通っているところが多いので、Preplyで実績を積みつつ、italkiの空きがでたらそちらも登録してしまうと選択肢が増えてより良いと思います。

いろいろな意見がありますが、私は一つのプラットフォームに依存してしまうと、そのプラットフォームに何かあったり自分のアカウントがなんらかの理由で凍結されてしまったりするというリスクがあると思っています。

なので、italkiだけではじめましたが、いまではPreplyも登録してリスクヘッジしています。

他にもオンライン日本語教師として働くことのできるプラットフォームはいくつかありますので、気になる方は調べてみてくださいね。
・Amazing Talker
・Cafetalk
・Verbiling

プラットフォームを決めたら応募しよう！

登録するプラットフォームを決めたら、実際に応募していきましょう！

名前や言語レベル、日本語教育経験など応募フォームに沿って必要な情報を入力していきます。

まずはプラットフォームの審査に通ることが目標なので、ガイドラインをしっかりみて基準に沿うように情報を入力していきましょう。

もしも基準から外れていても、直して応募し直すこともできるので、まずは作ってみましょう！

かくいう私もPreply応募したときは、動画も画像もダメ出しをもらって出し直しをしています…。

へこたれず再応募していきましょう！

そして審査が通れば、今度はプロフィールの写真やビデオ、自己紹介文を、学生へのアピールになるようブラッシュアップしていきましょう。

例えばPreplyでは審査のときはガイドラインが厳しく、「自己紹介文は日本語でのみ記述する」などの指示があります。

でも実際に学生を集めるためには多言語で書いていった方が学生の目にとまりやすいです。

次はそういった学生にとって魅力的なプロフィールを作るコツをシェアします。

魅力的なプロフィールをつくるコツ①プロフィール写真

プロフィール写真や自己紹介ビデオは、オンライン教師としての第一印象を決定づける重要な要素です。

プロフィール画像は学習者に親しみやすさや信頼感を与える役割を果たします。

以下のポイントに注意してビデオとプロフィール画像を作成しましょう。

笑顔：プロフィール画像でも笑顔を心がけましょう。笑顔は親しみやすさを伝え、学習者があなたに対して好意を持ちやすくなります。
清潔感：清潔感のある服装と背景を選びます。服装はビデオと同様にきちんとしたものを選び、背景はシンプルで落ち着いたものが望ましいです。
自然光：自然光を利用して撮影すると、明るくてフレッシュな印象になります。暗い場所や不自然な照明は避け、自然な光で撮影しましょう。
高画質：高画質な写真を使用しましょう。ぼやけた画像や低解像度の写真は避け、クリアでプロフェッショナルな印象を与える画像を選びます。

これらの要素を踏まえ、「やさしそう」「この先生と話してみたい」といった印象をもたれるようなプロフィール写真にしましょう。

魅力的なプロフィールをつくるコツ②自己紹介ビデオ

ビデオはあなたの顔となり、学習者に「この先生と話してみたい」と思わせることが求められます。

以下のポイントに注意してビデオを作成しましょう。

笑顔と明確なメッセージ：ビデオの中では常に笑顔で、伝えたいメッセージを明確にします。
はっきりと話す：大きな声ではっきりと話し、声を明るく保ちます。
身だしなみ：きちんとした身だしなみで臨みましょう。
字幕やサムネイル：綺麗な字幕やサムネイルを使って視覚的に魅力を高めます。

特に始めに出てくるサムネイルの画像にこだわり、親しみやすくメッセージが伝わるように心がけましょう。

魅力的なプロフィールをつくるコツ③自己紹介文

自己紹介は、学習者が「この先生の授業を受けたい」と思うための重要な要素です。

ビデオで伝えきれなかった詳細な情報を補完し、学習者に安心感を与えます。

自己紹介を書く際のポイントは以下の通りです。

項目にきちんと答える：聞かれた項目に対してきちんと答え、関係のない話はカットします。
学習者目線：自分中心ではなく、学習者目線で書きます。
具体的な数字：具体的な数字を入れて実績を強調します。
人柄を伝える：自己紹介を通じて自分の人柄を伝えます。

これらのポイントを元にキーワードを挙げ、話題ごとに中心となるキーワードを決めて流れを作ります。

最終的に、学習者に「この先生なら安心して学べる」と感じてもらえるようなプロフィールを作成しましょう。

日本語以外で使える言語があるのなら（特に英語や中国語）、多言語で自己紹介を書くことも、読んでくれる学生が増えておすすめです！

まとめ

オンライン日本語教師としてのキャリアを始めるためには、自分に合ったプラットフォームを選び、市場調査を行い、魅力的なプロフィールや紹介ビデオを作成することが重要です。

そこまでの作業を行ったら、プロフィールのブラッシュアップを行ったり、日本語を教えるための教材作りに励んだりしつつ学生からの問い合わせが入るのをリラックスして待ちましょう。

働き方の一つとして、オンライン日本語教師は比較的足を踏み出しやすい分野なので、興味があったらまずははじめてみましょう！

そして日本語教育の知識や言語力をつけていき、一緒に日本語教師としてレベルアップしていきましょう！