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ついていないと思うとき~バイアスを取り払おう

失敗したりうまくいかないことがあると
なんてついてないんだろう、
悪いことばかり続いてる、
などと考えて、何をしてもうまくいかない気がしたりします。
つまづいて、しばらく蹲ってしまって、
ずっと暗い地面を見ているような状態です。

そういう時は悪いことばかりに目がいってしまって、
自分に起こった出来事を反芻して、些細な良くなかった出来事もその中にカウントしてしまい、なおさら落ち込む。
なんでこんなに運が悪いの?とか、すごくついてない、と思ってしまう。

それは、ものの見方や考え方にバイアスがかかってしまっている…良くない出来事ばかりに注視してしまっている状態です。
また、人は『いい出来事』よりも『悪い出来事』に注意を向けて、記憶に残してしまう傾向があります。
人も動物なので、良くないこと=危険 を感知していないと、そして覚えておかないと命に関わる、という理由があると考えられます。

ちょっと視界を広げてみると、悪いことばかりではなくて

お昼ごはんがおいしかった
同僚の話がおもしろかった
道を譲ったらお礼を言われた
車道沿いの花が満開できれい
夕焼けや月もきれい。

小さな”いいこと”がたくさん存在していることに気づくことができるはずです。

今、自分にはネガティブなバイアスが作動している、ということを意識して、よいしょと立ち上がって目線を先に向けて歩き出してみたら、悪いことばかりでもないな、と思えるようになると思います。





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