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山登りと人生

連休は金剛山に登ってきました。

かれこれ7回目?くらいです。
初めて登ったとき子どもたちは2歳4歳でした。
わたしも初登山。

絶対に無理だと思ったので、ロープウェイで登ろうと乗り場まで行きましたが、まさかの強風で運行休止。
せっかく来たし行けるところまで、という気持ちで歩いて登ることになりました。

歩き始めが遅くあまり歩くのが得意ではなかった2歳の息子は、やはり100メートルほどで座り込み…
それ以降は登りも下りも夫が抱っこ紐でおんぶし頑張りました。

体力のある4歳の娘はお菓子休憩を何度もしながら何とか登りきれました。
頂上ではパタリと眠ってしまい心配になりましたが、少し眠ると復活し下りも自力で。
(娘の頂上での写真は全て寝ている写真でした)

それから年に1.2回登っているのですが、子どもたちはどんどん体力がついています。
頂上までの時間がどんどん早くなり、登山を通して成長を感じます。

少し前からはわたしが1番足を引っ張っています…
今回は残暑厳しい日、暑くて暑くて。
暑さが苦手なので滝のように汗をかき、ほんとに途中でやめたいと思いました。

山登りはよく人生に例えられますが、ほんとに登っているとそう実感します。

登るのはとにかくきつい。
わたしだけかもしれませんが、登り始めが1番しんどい。
なぜこんなことをしなくてはいけないのか…と自問自答が始まります。

ハードな道を登り終え少し楽な道になったと思ったら、また違ったハードな道が待ち構えている。
耐えて登る、その繰り返しです。

子どもたちお気に入りのコース


休憩してはひたすら登る。

もう無理…と思いつつも気づけば6合目くらいで、あと少し頑張ろうとなり、無心で登っているうちに明るい頂上に辿り着くのです。

人生の頂上がどこなのかは分かりませんが、しんどい道も耐えて進むというのが人生と同じだなぁと思います。
無理と思ったら休憩して。
そのうちまた頑張ろう、と思えて進む。
休憩は大事です。

わたしよりうんと年上の方が軽い足取りでさっさと横を通りすぎることもよくあります。
それは経験かと。
以前、1000回以上登っているという87歳のおばあちゃんと道中でお話させてもらったことがあります。
曲がった腰で黙々と歩いていて驚いたことを覚えています。

登りは話す余裕もありませんが、下りは娘とおしゃべりしながら。
けど、油断をすると足を滑らせます。
意外と下りの方がしっかりと足を地につけなければいけません。

まとまりがありませんが、いろいろ気付きがあります。

下山後は、もうしばらく嫌だ!と思いますが、また半年後くらいにそろそろ登る?となる我が家です。

道中たまに癒しがあります

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