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服で遊べるのは元気な証拠であります

クローゼットの中に見慣れないトレーナーがあったのでタグを見てみると、ニコアンドのものだった。わたしはニコアンドで買い物をしたことがない。こりゃもらいもんだな、と納得してアイロンをかけて着た。
そう、わたしはたびたび服をもらう。もらうといっても買ってもらうわけじゃなく、その人が着なくなったおさがりをもらうのだ。自分じゃ買わんなーというデザインや色のものがあっておもしろい。

ここ数年のわたしは、ほぼユニクロかしまむらかアピタかネットでしか服を買っていない。大学生のときにさんざん買い散らかしたので、それ以来服に対する物欲がめちゃくちゃ落ち着いて、全然買わなくなった。シーズンごとに1着買えば買ったほうだ。コートも3年買ってない。あ、靴は買うな。年に一足は買う。あとアクセサリーとか。

わたしがいちばん好きな恰好はユニセックスな恰好なので、出かけない日はだいたいスキニーかサルエルかヨガパンツを気温に応じて穿いて、上は夏はTシャツ、あとはこちらも気温に合わせてパーカーやトレーナーやセーターを重ねる。下がタイトで上がオーバーサイズが好き。色は黒が多くて、次いで白、赤、紫、黄色。はっきりした色が好き。ベージュとか薄いグレーとかは壊滅的に似合わない。紺は、自分は好きじゃないけど似合うと言われるのでたまに着る。

買う頻度は減ったけど、服は好きなんですよ。だからよっぽど調子が悪いとき以外はコーディネイト考えるし、着てみてバランス悪かったら着替える。似合わない格好で外には出たくない。そういうことを全く考えたくないと思うときは疲れてる。思えば去年病気になったときは、しばらくのあいだなんも考えられなくて仕事の時もすげーテキトーな服着てた。かろうじてパジャマじゃないってだけの服。化粧もできんかったし。どんなにだるいときも日焼け止めと眉毛だけはやってたのに、それすらめちゃくちゃ頑張らんとできんかったからな。マジで仕事辞めてよかった。あぶねーあぶねー。

ちょっと話逸れましたが、とりあえずわかるのは、いま自分はかなり元気ということです。服がどうの化粧がどうのと日々考えられているということは元気な証拠だと。次の仕事ももうじき決まりそうだし、新しい小説も書けてるし、漢検の勉強も進んでるし、いい感じです。

(今日のBGM)
キタニタツヤ「泥中の蓮」

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