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卒業研究発表会inみやっこハウス 開催しました!

こんにちは!インターン生の保土沢です。

2月21日、宮古市に関わってきた大学生による卒業研究発表会をみやっこハウスで開催しました!

この発表会は、実践型インターンシップに参加する大学生達に、インターンの学びだけでなく、宮古に関わる人たちの思いや活動を知ってもらいたい!という思いで企画をしました。

今回発表してくださったのは3名の方々です。フィールドはみなさん同じ宮古市ですが、さまざまなテーマで卒業論文を書いていました!

発表者と卒論テーマ

吉田遼さん

岩手県一関市出身。2022年2月16日から12月28日までゲストハウス3710でヘルパーとして関わる。

テーマ
「地域に開かれたゲストハウスを目指して~宮古のゲストハウス3710での実践~」

概要
ゲストハウスとは宿泊部屋やリビングを共用することで安く宿泊できる施設で、宿泊者同士や地域住民との交流を生み出すことができる魅力があります。私は岩手県宮古市のゲストハウス3710にヘルパーとして受け入れていただきながら、より地域住民にとってゲストハウスが身近な場所になるにはどんな要素が必要か研究を進めました。そこで注目したのは偶然性のある出会いやコミュニケーションで、それによって身近な場所と思ってもらえると仮定しました。アクションとして店内外で芋煮を提供し、出会いやコミュニケーションを生み出せるか実践していきました。

山口真太朗さん

茨城県那珂市出身。2022年2月から3月、IWATE実践型インターンシップに関わる。

テーマ
「職場体験がある地域に、子どものまちを導入する必要があるのか」

概要
職場体験は地域の子どもたちに地域がどのように成り立っているのかを知ってもらうことがまず大切であること、こどものまちは地域の子どもたちが地域への愛着に繋がっていくことを学びました。このことからも職場体験のある地域でこどものまちを行うことで子どもたちが地域により愛着を深めることができ、将来、地域で活躍する可能性に繋がることと結論づけました。

佐可野瞬太さん

岩手県宮古市出身、みやっこベースのOB。2020年2月から3月IWATE実践型インターンシップに関わる。2022年4月からは、みやっこベースのアルバイトとして宮古北高校の総合的な探究の時間に関わる。

テーマ
「さまざまな授業に応用可能な自己決定を意識できるツールとは」

概要
さまざまな授業に応用可能な自己決定を意識できるツールとは、というテーマで研究を行いました。この研究はヒアリング、プロトタイプ、アクションの段階を踏んでいます。ヒアリングの結果から、母校の生徒は自己決定力の低い生徒が多く、それにより進路選択に影響していることを知りました。学校の探究授業に関わる中で、独自に自己決定を意識できるサイクルを生み出しました。アクションとしてそのサイクルを用いて探究授業の設計、実施を行いました。このサイクルをより持続可能なものにするため、学校生活で使えるようにワークシートへの仕組み化を行いました。

発表会の様子

 実践型インターンシップで活動しているインターン生や大学のOB・OGなどが集まり、開催された卒論発表会。
参加した学生からは、「まちづくりの勉強をしているので参考になった」、「今後地域に出て活動するときの指標にしていきたい」をいった感想をいただきました!

13名の方が参加してくれました!
オンラインでも参加していただきました!
発表者にコメントをする様子

おわりに

私も大学3年生になり、卒業研究について考えていかなければならない時期になりました。先輩方の発表を聞いていく中で、宮古市には研究対象となるコンテンツがたくさんあることを知ることができ、私も宮古市をフィールドとした卒業研究をしていきたいと感じました。宮古市で卒業研究を行った際はぜひ宮古の方々に聞いていただきたいです!


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NPO法人みやっこベース
メール:miyakko.base@gmail.com
電話 :0193-77-3809
HP  :https://miyakkobase.org/