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動画制作プロジェクト~高校生が就労継続支援事業所を見学~

地域活動部では動画制作プロジェクトチームを7月に発足し、高校生3名が活動しています。今回は、その活動の様子をお伝えします!

動画制作プロジェクトについて

レインボーネット担当者からプロジェクトの説明を受ける高校生2名

このプロジェクトは、NPO法人宮古圏域障がい者福祉推進ネット(通称:レインボーネット)との共同事業で就労継続支援事業所の紹介動画を制作するべく発足しました。

就労継続支援事業所とは

障がいなどの理由で一般の企業に就職するのが困難な方に就労や生産活動などの機会を提供し、知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う場所です。

宮古圏域には、就労継続支援A型・B型の事業所が16か所あります。

・就労継続支援A型
一般企業に雇用されることが困難であって、雇用契約に基づく就労が可能である者に対して、雇用契約の締結等による就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供を行います。

・就労継続支援B型
一般企業に雇用されることが困難であって、雇用契約に基づく就労が困難である者に対して、就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供を行います。

厚生労働省HPより
レインボーネットが発行している「社会資源ガイドまっぷ」

就労継続支援事業所については「宮古圏域・障がい福祉等 社会資源ガイドまっぷ」が発行されているものの、具体的な内容や雰囲気について伝えるのが難しい部分があり、支援学校の生徒や保護者、事業所の利用を希望する方や関係機関等から動画制作の要望が出ているのが現状です。
そこで、動画の制作を通して高校生にも障がい者福祉について理解してもらうべく、プロジェクトとして行うこととなりました。

高校生は、企画・撮影・編集を担当します。

撮影前の施設見学

7月から活動を始め、プロジェクト説明会や施設見学を実施。
宮高祭の振替休日だった8月28日(月)には、宮古アビリティセンター、SELPわかたけ、ワークプラザみやこの3事業所で見学・試し撮りを行い、それぞれの事業所の特徴について学びながら、企画を立てるための準備を行いました。

当日の様子を写真でお伝えします。

宮古アビリティセンター

宮古アビリティセンターで施設の説明を受けている様子
部品の袋詰め作業

SELPわかたけ

SELPわかたけでは、印刷加工作業などを見学しました。
加工された製品は、施設内でも購入できます。

ワークプラザみやこ

電子部品の組み立て
宮古で水揚げされた鮭の皮を使った鮭川細工
クリーニング作業の様子も見学しました。

まとめ

今回は、地域活動部の動画制作プロジェクトについてお伝えしました。

見学が終わってみやっこハウスに戻ってきてすぐ、高校生が動画制作の練習を頑張っていました!今回の見学で学んだことを活かすべく、撮影本番に向けて打ち合わせを重ねていく予定です。

動画編集の経験があるそうで、頼もしいです!これからよろしくお願いします。