見出し画像

ストラクチャード・ダイアローグ (Structured Dialogue)

宮木俊明と申します。このnoteは、「ストラクチャード・ダイアローグ (Structured Dialogue)」というコンセプトの元、組織開発をテーマに記事を書いていきます。

組織や職場に生じている諸問題の多くは、人とチームの協調・行動変容・創造性の源である「対話 (Dialogue)」の致命的な不足に行き当たります。

一方、流行りの対話的な手法の多くは対話のことを「じっくり話し合うこと」「車座になって複数名で語り合うこと」「ブレーンストーミングの様なもの」程度にしか理解されていないケースが多く、1on1にしろワールド・カフェにしろ、この様な状態でいくら手法を学び実践をしても、組織の問題を解決することにはなかなかつながらないのが実情です。

もちろん、決してこれらの技法が悪いわけではなく、実践の前提となる対話の「目的と必要なマインドセット」を真に理解し、それを組織内の「誰でも実践可能な仕組み」とセットで導入する必要があるのです。

私は人材開発・組織開発の実践の中で、文化的な背景から、対話に不慣れな事が多いのが日本人の特徴を加味した実践的な手法の開発に取り組みながら、このコンセプトを磨いてきました。

ストラクチャード・ダイアローグは、既存の対話的な手法や各種取り組みを否定することなく統合し、それを日常化するために必要な「対話のインフラ」を組織内に構築するコンセプトであり、それを体現する具体的なソリューションとしてクライアント企業各社に提供されてきたものです。

ストラクチャード・ダイアローグを体現するソリューションには、HRテクノロジー、自立型人材の育成メソッド、ワークショップデザインやコーチングなど、幅広い要素が含まれています。

これから、イノベーションのための対話文化を醸成し、全ての企業活動を学びと成長につなげ、社員が安心して挑戦し続けられる組織づくりに役立つ、様々な考え方やノウハウを紹介していきます。

ご覧いただいた方が、一つでも何かを感じ取り、自らの中に取り入れて頂けるような記事を提供していけるよう、努力していまいります。
これからもよろしくお願い致します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?