僕が仲間を選ぶ理由
ミヤケです!
先日学習支援で一緒に活動しているメンバーから「なんで私だったんですか?」と率直な質問をもらいました。
「他にももっと優秀な人や、ミヤケさんの周りなら沢山いそうな気がしてて・・」
そんな質問をもらい、シンプルだけどなかなか普段アウトプットする機会のないことだったので、忘れないうちに書き留めたいと思います。
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第三者的に言語化できるかどうか
まず、うわべのやつから。
具体的に、
・スキル
・性格
・特性
・マッチング(チーム、団体の方向性とマッチしているか)
これらが言語化でき、できれば誰が聞いてもわかる状態にしておくことは必要です。
「気持ち」がもちろん重要なんですが(後で書いてある内容にあります)、気持ちではどうにもならんこともあります。
これは会社や施設などの採用でも同じことが言えますが、どれだけ気持ちがあっても、言語化できない理由で仲間になると、言語化できないまま進み、言語化できないままの状態で課題やトラブルに向き合わなければならなくなります。
うまくいっている時は気になりませんが、上手くいかない場面や時期が続くと、途端に上手くいかなくなります。
この人はこんなことをしたくて、こんなことができて、こんな特性がある、とわかっていると、苦しい場面も乗り越えられたりするように感じます。
人の持つ余白
「なんで私だったんですか?」と聞いてきた彼女にも当てはまりますが、なんでもできる風な顔をして、人を寄せ付けない人に魅力はないと思います。
人は1人では生きていけません。
そんなことは誰でもわかっているはずなのに、恥をかきたくないとかできると思われたいとか、そんなことを思うんでしょう。
でも、そんな人には誰も協力してくれないし、助けてもくれません。
自分の実力を素直に認め、謙虚であり、冷静に自分の能力と同じくらいかそれより少し下であると受け入れられている人に、人は寄ってきます。
その彼女は、とても優秀です。
なぜかというと、自分のできることできないことを言えるからです。
決してよく見せたり大きく見せたりしません。
でもポテンシャルはとてつもないものがある。
学習支援に想いがある。
今はまだ自分の思った通りにできていないことに悔しさや歯痒さを感じているようですが、そう感じているからこそ、ポテンシャルが半端ないなと思いました。
余白、助け代(シロ)がある人間でいたいと、僕も思います。
ゲームフィールドと入り口を教えたい
僕はやはり、優秀で完璧な人よりも、想いや夢はあるけどなかなか一歩が踏み出せないような人が好きなんです。
だって、その人がこれから光り輝いていく姿を一番近くで見ていたいから。
そして、そういった人はほとんどの場合、「ゲームルール」と「入り口」で苦しんでいます。
ゲームルールとはすなわち、その人が今生きている場所の決まり・常識です。
すごくいい人で思いやりがあってお願いされたことをきちんとできる。
でも、就職面接でなかなか受からない。
そんな人を知りませんか??
結構いますよね。
でもその人は、「できない・ダメな」人なのではなく、「就職面接ゲームが苦手」なだけだと思うんです。
自分をよく見せて、誇大広告を打ち、価値もよく把握できないものをあたかも価値のあるもののように見せ、内定を勝ち取ります。
最近ではいろんな採用方法をとっている企業もあるので、一概には言えませんが、まだまだそれらが主流であることに変わりはありません。
自分の苦手なゲームの沼にハマり、無駄な失敗を重ね、やがて自己否定・自己肯定感の低下を引き起こします。
悪循環です。
「入り口」とは、例えば、「就職面接」以外の入り口を見つけ出すことを言いたいのです。
説明会・グループ面接・個別面接・圧迫面接・・・
それらをくぐり抜けて就職する以外に、方法はいくらでもあります。
僕の知っている学生は、自分の今までやってきたこと・やりたいこと・できることを資料にまとめ、提出したそうです。(頼まれてもないのに)
方法はいくらでもあります。
インターンで入って、そのまま就職するなんてのはポピュラーになりつつあります。
入り口について考えたきっかけは、以前妻と買い物に行った時にふと思ったことから考え始めました。
銀座にある高級百貨店の周りを歩いていた時のこと。
エントランスはこれでもかと豪華で、たくさんの買い物客を豪勢に受け入れてくれている。
買い物客は殺到している。
みんなその入り口からぎゅうぎゅうになって出入りしている。
でも、裏口に回れば、「PULL」と書かれた扉もあるし、業者専用の出入り口もある。
立体駐車場の出入り口はお世辞にも綺麗とは言えないけど、各階にある。
でも、豪華なエンランスに人は殺到する。
ガラガラの裏口から入れば、なんのストレスもなく、同じ空間に入れるのに。
「ゲームルール」と「入り口」について、僕は残念ながら社会人になってから(正確には、最後に受けた就職面接で)、気づきました。
〇〇社の就職面接に落ちたけど、〇〇社からお願いされてプロジェクトに加わってこともあります。
「こんな方法、ルール・入り口があるんだ!」
気づいた時、僕は度肝を抜かれました。
ほとんどの人がそれに気づかず、あるいは気づいても正攻法ではないので、離れていきました。
僕は多分25歳くらいの時に気づきました。
だから、僕の仲間には、もっと最短で、気づいて欲しい。
年齢は上の方であれば、すぐに実践してほしいと思っています。
単純にそのゲームルールと入り口に悩んでいるのであれば、僕が力を貸したいと思っています。
最後の1%は自分の意志「好きだから」
いろんな理由を並べ、僕が仲間を選ぶ理由を書いてきましたが、
やはり最後は僕自身の意志・エゴかもしれません。
その人が「好き」だから。
好き、に理由はありません。
好きなんだから。
一緒に活動しているメンバーは全員大好きです。
好きになるのに理由はありませんが、好きになるきっかけや気づきはあるかもしれません。
多分これまで書いてきた内容は、そのきっかけや気づきに近いものかもしれません。
いろんなものが重なり、
やっぱり好きなんだな。
そう気づいた時、僕は「仲間になろう」と告白します。
そして、そう言う時、僕はその仲間が生きている限り、絶対に裏切らないし、絶対に何があっても守り切る、と誓うんです。
*
<終わり>
シニアの方々が、主体的に・楽しく生活し続けられるよう、頑張ります!少しでもご協力頂けると幸いです。