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日本有数の火山島・三宅島のジオスポット

「東京」と「火山」

一見何の脈絡もなさそうな感じがしますが、実は、東京都の区域内には21もの火山があるのを知っていますか? 
日本全国にある活火山の数が111ですので、都会的なイメージとは裏腹に、日本の5分の1近くが東京に集中しているんです。

これらの火山はいずれも島しょ地域にあり、そのうち住民が居住している火山島は8つあります(大島、利島、新島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島)。

その一つである三宅島では、古来から繰り返し噴火が起きており、20世紀以降に限っても、約20年に一度の頻度で噴火が起きています。
「三宅島」と聞くと、2000年の噴火のことを思い起こす人も多いのではないでしょうか。

噴火の度に形を変え、日本有数の火山島として、独特な景観を生み出している三宅島。

今回は、その三宅島における20世紀以降の噴火の流れに沿って、火山島ならではの代表的な風景を簡単に紹介します。


1 昭和15年(1940年) ひょうたん山、赤場暁の形成

ひょうたん山

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現在は1つの火口しか残っていませんが、当時は2つの火口であったことに、その名前は由来します。

赤場暁

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溶岩によって形成された広大な台地。ひょうたん山の海岸線からの景観は絶景です。


2 昭和37年(1962年) 三七山の形成

三七山

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噴火で形成されたスコリア丘。園地が整備されており、ひょうたん山を眺めるのにも絶好のスポットです。



3 昭和58年(1983年) 旧阿古集落の陥没、新澪池の消失、新鼻新山の形成

火山体験遊歩道(旧阿古集落)

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噴火によって、溶岩流に飲み込まれた阿古集落跡に整備されている遊歩道です。 小中学校の跡地がそのまま保存されており、噴火のすさまじさを直接感じることができます。 


新澪池跡

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新澪池は、かつて七色の水面を持つと言われた美しい湖として知られていましたが、噴火により、一瞬で干上がってしまいました。


新鼻新山

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噴火により一夜にして形成された、岩石や火山灰による火砕丘。この島を代表する火山景観の一つです。


4 平成12年(2000年) 椎取神社の埋没

椎取神社

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建て替えられた新しい鳥居とともに、泥流で埋まったかつての鳥居を見ることができます。


この他にも、三宅島には、たくさんのジオスポットが点在しています。

現在、緊急事態宣言下であり、三宅村からも不要不急の来島自粛要請が出ている状況ですが、新型コロナウイルス感染症が落ち着いた際には、心から来島をお待ちしています。
※ご来島の際には、マスク着用、手洗い、消毒など、感染防止にご協力ください。

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