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三宅小学校出前授業(水産担当)の紹介

昨年12月に三宅小学校で三宅島の水産業に関する出前授業を行いました。
今回は担当者が授業の様子やその感想等をレポートしていきます。

○授業のテーマ

 この出前授業ですが、授業で水産業の事を習う小学校5年生に対して行っているものです。毎年、内容は担当者によって少しずつ変えながら行ってきました。

(1)目次

こちらが今回の授業の目次です。
 

 授業で日本の水産業を学んでいるということで、地元ではどのような漁業がおこなわれているのか知ってもらうため、三宅島で水揚げされている魚や漁法の紹介等を取り上げています。

 また、地産地消についての内容を増やし、三宅島で行える地産地消について児童のみなさんが興味を持つ手助けになってくれればと思い、お話しをいたしました。
  

〇授業の内容の紹介

 授業のスライドを一部紹介します。

(2)紹介1

 三宅島周辺海域は、黒潮や海底地形等のおかげで、良好な漁場が形成されています。

(3)紹介2

 三宅島漁業の10年間の水揚げ量の変化です。キンメダイの水揚げ量が増加したことが分かります。

(4)紹介3

 地産地消の中で、学校給食に三宅島のお魚が使われていることを紹介しました。
 三宅島小学校では、キメジ、カツオ、トビウオ、カジキ等の三宅島産のお魚を給食で使っています。

○授業の様子

 授業中は、職員の説明のみならず、時折質問を投げかけながら行いました。

(5)授業風景

 児童の皆さんは非常に元気で、質問に対してもたくさん手が上がりますし、リアクションも大きく、授業をしていてとても楽しかったです。
  

 特に、三宅島で釣れた一番大きなクロマグロの紹介をしたときは「うわぁー!」っと一際大きな歓声が起こりました。

(6)クロマグロ

 地産地消については、学校給食の写真や支庁職員がお店で魚を買って作ったキンメダイの煮付けの写真などを見てもらい、三宅島島内で三宅島産の鮮魚を食する機会がたくさんあることを確認しました。地産地消を行うことでゆくゆくは三宅島産鮮魚の美味しさを島内外の人に発信してほしいと児童のみなさんにお伝えしました。

(7)授業風景

 授業後に頂いた感想では、「三宅島で釣れる魚の魅力を伝えていきたいです。」「お魚の消費量が減っていることが特に心に残りました。これからはもっと魚を食べようと思いました。」「これから魚を食べるときや買うときは名前を見てから食べます。」といったものがありました。

(8)感想1

(9)感想2

〇終わりに

 今後も出前授業を継続して行い、三宅島の漁業について児童のみなさんに興味を持ってもらう機会としていければと思います。

 また、小学生のみならず、今後はnoteを通じて三宅支庁管内の三宅島、御蔵島の漁業の紹介をしていきます。

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