カレーはHAPPY

盲腸で緊急手術からの緊急入院をすることになった。
人生初盲腸、人生初手術、人生初入院。
当の本人はそのせいで友人の結婚式に参加できなくなり、最悪だった。
入院生活について書くこの記事を有料公開にして見舞金をくすねてやろうかとも考えたが、大した経験もなかったのでやめる。
回復したらみんな俺に酒を浴びせてくれ。
あとはまぁSNSに投稿すると心配の連絡をくれたり見舞いに来てくれようとしたりする人が少しいて、大変嬉しかったです。

さて早速、手術経験者が語る手術のなんたるかを述べたいが、生憎何も語ることがない。
先生たちありがとう。
全身麻酔ってどんなもんなのかと思っていたけど、麻酔をかける直前から一気に術後まで記憶が飛んで正直メチャクチャ怖かった。
エッッッッッッッて感じでした本当に。
手術が夜に終わってそのまま眠り、腕に点滴を受けつつ背中から痛み止めを打たれつつちんちんには排尿用の器具が取り付けられつつというようなサイボーグ状況だったけど、翌日のうちにそれも全て取れて真人間に戻った。
実はこの一連の流れの中で麻酔の怖さより衝撃的なイベントがあったんだけど、それを詳しく記述すると読む人によってはヒィ〜〜となる恐れがあるため別途聞いてほしい。だいたいわかるか。

現時点で手術から丸2日が経ったところか。
手足が解放された後はご飯も普通に食べて、ひたすらお腹の傷の痛みに耐えながらベッド中心の生活している。
お腹は痛いけどたまには動いて活性化させてあげてねと看護師さんに言われているので、2時間に1回くらいトイレに立って、そのついでに病室から少し遠い給茶器までお茶を汲みに歩いて、さらに先の窓際の席まで歩いてバイパスの様子を見て過ごしている。
色んな生き方してる人がいるんだなあ。

暇な時間は専らTBSラジオ真空ジェシカのラジオ父ちゃんの過去回を遡って聞くか、オモコロの記事を読むかして、笑うと傷が痛いというのに自らその試練を科すような過ごし方をしながら、暇は暇だけど思ったよりは苦なく過ごしている。
この生活に強いて苦を挙げるなら、決まった時間に3食、意思と関係なくメシが出てくることかもしれない。
あとは痛みで自由に行動できないこと。
これによって生きているモチベーションが下がるし体力も圧倒的に下がる。
良くなって、満を辞したら酒を飲もう。

そんな味気ない生活の中でも、お昼ご飯にカレーが出たとき、そこにらっきょがひとつあったとき、ヤッター!という気持ちになった。
カレーはHAPPY、この気持ちは一生大事にしなくちゃいけない。

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