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#40 学校給食と牛乳


牛乳の歴史

日本における牛乳の普及ということでは、学校給食によって広く普及していったという歴史があり、昭和21年に脱脂粉乳を湯で溶いたミルク給食が始まり、昭和33年には、国産牛乳を給食で提供するようになって家庭に広まっていきました。
そのあたりの詳しい情報は、一般社団法人日本乳業協会のホームページでご覧いただくことができます。

酪農や牛乳生産高の現状について

生乳生産量の推移

生乳生産量は、1996年度をピークに飼養戸数や飼養頭数の減少等により減少傾向で推移していたが、2019年度に増加に転じた、とあります。2022年にはコロナの影響で学校給食が2ヶ月ほど止まって、給食で提供するはずの牛乳を廃棄せざるを得ない状況となって、スーパーなどが販売協力を行ったりしました。

農林水産省「畜産統計」から抜粋

一方、乳牛生産農家については、グラフにある通り減少傾向が続いていますが、1戸あたりの牛頭数はどんどん増えていて、大規模運営が進んでいる状況です。

カルシウム摂取量

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