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#42 食品ロスへの対応について

食品ロスとは

食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品をことを指しています。日本は「飽食の時代」と言われるようになって久しく、「食品ロス」は523万トン。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2021年で年間約440万トン)の1.2倍に相当します。食品ロスを国民一人当たりに換算すると"お茶碗約1杯分(約114g)の食べもの"が毎日捨てられていることになるのです。
食品ロスへの対応は、消費者庁と環境省・農林水産省が情報を出して、廃棄される食品を減らそうと呼びかけています。

消費者庁

消費者を対象に呼びかけているので、スーパーで買い物をする時には「手前どり」と称して、賞味期限の短い手前に配置されている商品から買いましょう、と呼びかけたり、防災対応として食料備蓄を推奨しながらもそれらの備蓄食料も無駄なく消費するドギーバックを使って食べ残しを持ち帰るように促したり、といった呼びかけを行なっています。

農林水産省

農林水産省では「ろすのん」というロゴマークを作って呼びかけを行なっています。(が、あまりこのロゴマーク見かけないですけどね(笑))

食品ロスは大きく分けると下記2つに分けることが出来ます。
事業活動を伴って発生する食品ロス・・「事業系食品ロス」
各家庭から発生する食品ロス・・・・・「家庭系食品ロス」
全体の食品ロス523万tのうち、事業系食品ロスは279万t、家庭系食品ロスは244万t

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