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#131 オーガニック給食をどう進めるか? 〜フランス・ブリュ市の事例から学べること

前回は、2021年7月3日にフジェールで行われたオーガニック地元の集団ケータリングのためのブルターニュでの会合のYoutube動画を参照しながら、ブリュ市の実情について、お伝えしました。
フランス初の 100% オーガニック認定セントラル キッチンである Bruz市の事例は、これから日本の学校給食調理場を整備する際に参考にするべき点も多くあると思いました。
今回は、具体的に実際に導入を考えるべき点と、その際に留意するべき点について私なりの考え方をおはなししようと思います。


センター給食でオーガニック給食は難しい?

フランスでは、2022年までに学校給食など公共の集団食を、オーガニックまたは環境食材で50パーセント占めるようにする法律が2018年に成立。

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