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#44 オーガニックの導入状況(2)


学校給食への導入状況


給食をオーガニックで対応すれば、地産地消だし、農薬も使わないし、安全だからどんどんやればいいじゃない!って思いますよね。私も、出来るだけオーガニックに対応できるようになればいいなと思っています。
実際、全国で見れば先進的な取り組みを行なっている自治体も出てきています。

①千葉県いすみ市

千葉県いすみ市は、2017年に学校給食の全量にあたる42トンの米を、地元産の有機米「いすみっこ」に切り替えたことがメディア等で話題となって脚光を浴びた。有機稲作への取り組みにより、小中学校の給食に有機米を取り入れる。

②高知県四万十市

米の100%、野菜の30%が市内で生産された無農薬、減農薬のものを使用。

③愛媛県今治市

今治市産の農産物を積極的に取り入れる。
遺伝子組み換えの食品は使用せず、JAS認証有機野菜を使用。
米だけでなく、地元産小麦のパン、大豆などを地元生産者にとどまらず、果物、魚なども積極的に地物産の認証制度を作りながら、どんどん使用量を増やしている。コーディネーターの力量が素晴らしい。

④石川県羽咋(はくい)市

JAとの強力な連携により、実現しているが、肝となるのが独自に「自然栽培新規就農者支援」という、農業従事者への画期的な支援制度の導入です。自然栽培に共感し、この土地で新しく農家を始める人に対し、農地の紹介や作業機器の買い上げ支援、空き家の斡旋、助成金の交付など、国の補助に上乗せした手厚い営農支援が受けられるという制度です。これにより、完全オーガニック給食を目指しているようです。

⑤東京都武蔵野市

武蔵野市は、都市部でありながら、長年こだわりの給食で知られており、生産者との顔の見える関係にこだわった食材選びと、加工食品を排した手作り調理を市出資の財団を設立してなっている。

海外はどうなってるのか?

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